人生はバグの多いRPGゲームだ、と捉えると仕事がいろいろ楽しくなる話。2/2
前回の記事では、プロゲーマーがプロになり得たゲームの特徴、WhyではなくHow、ゴールではなくプロセスの重要性を投稿させてもらいました。その続編です。
僕は子供の頃、RPGゲームめちゃくちゃ好きでした。そんな折、人生をバグが多いRPGだと捉えてしまえ、というのがそのプロゲーマーさんの最後のメッセージでした。
バグが多い、というのはどうゆう意味かというと、人生はプログラムではないので理路整然と仕組まれたように物事は進まない、という意味あいです。①そのままRPGのルールが人生ととして捉えられること ②RPGのルールが実際のゲームとは真逆・または全然違うルールになることがある、2つの側面があるので分けてお伝えします。
ジョブチェンジ(①)
- RPGは、ジョブチェンジすると一時的にアビリティやパフォーマンスは下がる
- 人生も、ジョブチェンジすると一時的にアビリティは下がるけど、前職とかのベースが活きることが多い
レベルと会敵(②)
- RPGは、Lvが上がってきて目の前の敵を倒すのが簡単になると、ちゃんと次の今の自分ではちょっと倒せない敵が現れる。基本的にLvは下がらない。
- 人生は、いきなり銅の剣しかないのにゴーレムが現れるみたいなことが起こり得る。そして簡単な敵ばかり相手してると自分のLvが低くなる。
パーティを増やす(②)
- RPGは、経験値がパーティが増えれば増えるほど、自身のもらえる経験値は減る。
- 人生は、パーティ増えるほど自身の得る経験値は増える。ただし難易度が増す。(これはもうほんとに・・・!チームでの仕事ほど自分のレベルが格段に上がる)
技・魔法(②)
- RPGは、どのレベルでどの魔法を使えるようになるかはだいたい決まってるし、わかる。メラの次はメラミ。
- 人生は、どのレベルでどの魔法を使えるかはブレブレ。覚えても使ってなかったら忘れる。
リセット(②)
- RPGは、リセットが効く。やり直せる。
- 人生は、リセットができない。1回きり。
ぜえぜえ・・・こんなかんじですかね。
お金(②)
- RPGでは、家の中とか外とかダンジョンにけっこう落ちてることが多い。
- 人生は、そんな簡単にお金拾えない。てか勝手に家入ってタンス開けたり、壺割ったらダメw絶対
以前書いた別のStoryでも書きましたが、対象の問題ではなく、技術の問題だ、と捉えるとより豊かになれるのかもしれませんね。大人になって仕事に相対すると、スーファミでいうソフト(≒仕事内容)が面白いことばかりではないのも事実だと思います。仮にクソゲー(に見えてしまう仕事)でも仲間とどうやったらこのゲームを心から楽しめるのか、みたいな工夫をしていくことが、そのスキルをこそ身につけることが、仕事の醍醐味ともいえますね!
誰かの何かに参考になれば!