本記事はこちらの原文を訳したものとなります。
本日、Zenlinkの新機能であるX-Transferを発表します。クロスチェーンとトークン転送機能を統合し、コミュニティにとって非常に便利なものとなります。X-Transferの主な機能と使い方を紹介します。お楽しみください。
Cross-Chain(クロスチェーン)
Cross-Chainは、主にSubstrate<>Substrate bridgeとEVM<>Substrate bridgeの2種類のクロスチェーンブリッジで構成されています。Zenlinkチームは徐々にサービスを改善、充実させ、コミュニティのためにワンストップのクロスチェーンブリッジサービスを提供する予定です。
Substrate<>Substrate Bridge
計画では、以下のように、異なるサブストレートネイティブパラチェーン間のクロスチェーンサービスをサポートするためのキューを用意する予定です。
- Bifrost<>Kusama Cross-Chain Bridge Service(実装済)
:BifrostチェーンとKusamaネットワーク間のKSMクロスチェーン転送をサポートします。 - Bifrost<>Karura Cross-Chain Bridge Service(実装済)
:BifrostネットワークとKaruraネットワーク間のクロスチェーン転送をサポート(ZLKのクロスチェーン転送は近日提供開始予定)。 - Bifrost<>Phala Cross-Chain Bridge Service(近日公開)
:BifrostネットワークとPhalaネットワーク間のクロスチェーン転送をサポートします。 - Bifrost<>Statemine Cross-Chain Bridge Service(近日公開)
:BifrostネットワークとStatemine間のクロスチェーン転送をサポートします。
EVM<>Substrate Bridge
EVMとサブストレート間のクロスチェーン転送は、Dotsamaコミュニティから望まれていたものです。Zenlinkはこの技術が成熟した時点で、このクロスチェーンブリッジサービスを統合し、コミュニティへの利便性を提供する予定です。
- Moonriver<>Bifrost Cross-Chain Bridge Service(近日公開)
:MoonriverネットワークとBifrostネットワーク間のクロスチェーン転送をサポート(MoonriverネットワークとBifrostネットワーク間のZLKクロスチェーン転送もこのフェーズで実装予定です)。 - EVMとサブストレート間のクロスチェーンブリッジサービスをさらに充実させる予定です…(楽しみですね。)
Token Transfer
ご存知の通り、EVMチェーンやEVM互換チェーンはインフラが確立されており、ユーザーはウォレットエクステンションやモバイルウォレットを通じて、容易にトークンを転送することが可能です。しかし、Substrateはまだ高い開発段階にあるため、ユーザーにとってトークンの転送はそれほど便利ではありません。PolkadotJSやパラチェーンが提供するツール(DAppなど)を通じてトークンを送金することはできますが、DEXとほとんど分離しているため、ユーザーがトークン送金を完了させるにはまだ多くの手間がかかります。
そのため、Zenlinkもこの機能をX-Transferモジュールに統合しており、DEXに統合することで、ユーザーにとってよりスムーズなトークン転送が可能になると考えています。
現在、Zenlink DEXはすでにX-TransferでBifrostネットワークをサポートしており、ワンクリックで転送と残高の確認ができます。また、KSM、KAR、kUSDなどBifrostネットワークにクロスチェーンするすべての資産を含んでいるので、ユーザーはこれらの資産を簡単に別のアカウントに転送してZenlink DEXで取引できます。
「X-Transfer」機能の概要について説明します。まだ改良中ではありますが、早くこのニュースをお届けし、Dotsamaコミュニティのユーザーの皆様のお役に立ちたいと思っています。
私たちのスローガン、「Make DEX easier, for more people」の通り、もっともっと良くなっていきます。
さらに、ユーザーの取引オプションをより柔軟にする別の新機能も予定しており、準備が整い次第、コミュニティにお知らせします。
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