C.R.E.A.M. FinanceとYarn FinanceがFantomでIron Bankを公開

C.R.E.A.M. FinanceはYearn Financeと共同で、FantomでのIron Bankを正式に公開しました。さらに、C.R.E.A.M.とYearnは、Iron Bankをマルチチェーンに対応させることを計画しており、その他のチェーンにもIron Bankを展開していく予定です。

C.R.E.A.M. Financeは2020年11月から「Iron Bank」の共同開発を目指して、Yearn Financeとの関係を深めてきました

Iron Bankは、C.R.E.A.M. v1よりさらに自由度を高めたものです。例えば、ユーザーがPeer-to-Pool方式のレンディングをしたり、プロトコルが資金を借入するためのホワイトリストへの登録することを可能にしています。Iron Bankの詳細については、こちらをご覧ください。

今後の展開とC.R.E.A.M.コミュニティへの影響は?

Iron Bankの流動性を高めるために、C.R.E.A.M. FinanceのFantomマーケットをIron Bankに移行しましたが、C.R.E.A.M. Fantomのマーケットに供給残高や借入残高があるユーザーが、今回のマーケットの移行で特別な作業をする必要はありません。

なお、C.R.E.A.M. Fantomを個人として利用されている方は、フロントエンドがapp.cream.financeからyearn.fihttps://beta.yearn.finance/#/ironbankは近日中にyearn.financeに移行予定)に移行しますので、ご注意ください。暫定的にapp.cream.financeにFantomのマーケットは表示されますが、一定期間後、すべてのトラフィックをYearnのフロントエンドに移行する予定です。

$iceCREAMの取得のために$CREAMをステーキングしている方は、IronBankが展開されているすべてのチェーンにおいて、プロトコル手数料の一部を引き続き報酬として受け取ることができます。

Iron BankがFantom上のプロトコルや、今後追加されるチェーンでローン契約を提供できるようになることにより、開発者の方は新しいプロダクトを作ることができるようになるほか、EthereumのIron Bankと同じ機能やパートナーシップ(Yearn Vaultの統合やAlpha Homora v2のストラテジーなど)の一部を利用することができるようになります。

C.R.E.A.M. FinanceとYearnエコシステムにとっての意味は?

Iron BankはYearnエコシステム公式のレンディング部門です。
C.R.E.A.M.とYearnのチームは、インセンティブを確保しつつ、共通の目標に向けて取り組み、暗号資産業界のこれまでの「組織の在り方」の革新に努めています。

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