Concordiumニュースレター#14

MAK

Published in

Concordium-Japan

14 min readJul 9, 2021

全般🎙️

Concordiumのメインネットが始動

3年間の開発期間を経て、Concordiumブロックチェーンは、6月9日にメインネットのデビューを果たし、あらゆるユーザーがConcordiumプラットフォームにアクセスする道が開かれ、安全で規制された持続可能なブロックチェーンへのアクセスを世界に提供します。
Concordium Genesis Blockは2021年6月1日に作成され、Concordiumブロックチェーンは2021年6月9日午前8時（CET）に開始されました。

リリースノートの詳細はこちらをご覧ください。

プライベートセールGTU購入者へのGTU配布

約束通り、Concordium Blockchain Genesisの1週間後に、我々のチームは購入者にトークンを配布する準備を始めました。
6月18日には、GTU購入者の皆様に、ConcordiumへのGTU送金先口座の通知方法を記載したメールをお送りしました。購入者の皆様は、メールに記載されている指示に従い、アンケートへのご回答、その他必要書類の共有などをお願いいたします。詳細はこちらをご覧ください。

GTU購入者への報酬

プライベートセールのGTU購入者は、メインネットのリリース日である6月9日から報酬を得ることができるようになったことを再確認しました。これらの追加GTUは、購入したGTUの譲渡と同時に譲渡されます。

Concordiumのリスティング計画

私たちは、市場のリーダーとのカストーディアル・インテグレーションとより広い範囲での上場を確実にすることを決定しました。したがって、より広範な統合を可能にするために、リスティングを延期します。上場の詳細については、近日中にブログでお知らせします。

Concordium、海外のブロックチェーン・プラットフォームとして初めて日本ブロックチェーン協会に加盟

Concordium AGは、日本ブロックチェーン協会の正会員として認められ、海外のブロックチェーン・プラットフォームとしては初めて同協会に加盟しました。日本ブロックチェーン協会は、マイクロソフト、日本デロイトなど、120以上の国内外の企業・団体で構成されています。このニュースは、Concordiumが、独自の組み込みIDプロトコルを特徴とするエンタープライズグレードのブロックチェーンのメインネットを開始してからわずか1週間後に発表されました。

DevX Initiativeのロードマップ

ConcordiumのDevX Initiativeは、開発者コミュニティに見返りを求めずに貢献したいという思いから生まれたもので、このビジョンは実行可能なプランに変わりました。DevX Initiativeの次のステップと参加する方法については、こちらをご覧ください。

Testnet 4の結果と報酬の更新について

私たちのチームはTestnet 4のすべての応募を審査し、その結果を発表しました。結果はこちらでご覧いただけます。
自分の結果について質問がある場合は、関連するPRにコメントを記入し、レビュアーをタグ付けしてください。

Concordiumブロックチェーンのコード監査

Concordiumでは、ユーザーにとってセキュリティが重要であることを理解しています。そのため、Kudelski Securityにブロックチェーンのコード監査を依頼し、その結果を皆様と共有できることを誇りに思っています。Concordiumとクデルスキ・セキュリティは、Concordiumのソフトウェアの基本的なコードとロジックに対して、脅威モデル、コードレビュー、「シナリオベース」の評価を行いました。コードレビューにおいて、Kudelski社は、システムのトークンを危険にさらすような重要または高リスクのシナリオを発見しませんでした。
報告書の全文はこちらからご覧いただけます。

Concordiumのモバイルウォレットのペネトレーション結果

Concordiumは、NowSecureにiOSとAndroidプラットフォーム用のStagingNet-Walletステージング・アプリケーションのモバイル・アプリケーション・セキュリティ・アセスメントを依頼しました。
結果は非常に良好で、こちらで報告書全体を読むことができます。

4月と5月のチャンプ

4月と5月のチャンプが発表されました。この日は、コンコルジュームと地域社会をつなぐコミュニティメンバーを祝いました。詳細はこちらをご覧ください。
テストネット時に支援いただいたチャンプの皆様に感謝いたします。メインネットが到着した今、Concordiumチャンプのイニシアチブは、アンバサダーやコンテンツ・クリエーターのための新しいイニシアチブに取って代わられ、近日中に発表される予定です。

開発🤖

いよいよライブです。技術チームがこの1ヶ月間に取り組んできたことをご覧ください。

[Concordium-base] 5 authors have pushed 17 commits to main and 31 commits to all branches. On main, 104 files have changed and there have been 1,849 additions and 2,424 deletions.
[Concordium-documentation] — 6 authors have pushed 68 commits to main and 94 commits to all branches. On main, 456 files have changed and there have been 29,192 additions and 15,699 deletions.
[Concordium-node] — 7 authors have pushed 36 commits to main and 59 commits to all branches. On main, 88 files have changed and there have been 2,057 additions and 1,979 deletions.
[Concordium-client] — 2 authors have pushed 1 commit to main and 2 commits to all branches. On main, 4 files have changed and there have been 45 additions and 10 deletions
[Concordium-network-dashboard] -3 authors have pushed 9 commits to main and 12 commits to all branches. On main, 13 files have changed and there have been 191 additions and 72 deletions .
On July 1st, 2021 at 09:30 CET, the Concordium Blockchain experienced some minor interruptions in Mainnet supporting services. The issue was identified by Team Concordium and fixed on July 1st, 2021 by 10:00 CET. More information here.

コミュニティ 🦻

Rust & The DevX Initiative

Rust Cryptography Interest Group シンクアップコール

5月末に、Rust Cryptography Interest Groupの初のシンクアップコールが行われました。このコールの目的は、Rust Cryptography Ecosystemの中で対話を始めることです。Rust Cryptographyのエコシステムで何が起こっているのかを探り、何が必要とされているのかを診断し、どのようなコミュニティのリソースが必要とされているのかを理解し、潜在的なコラボレーションのためのオーバーラップやアラインメントを特定するためです。RCIGは、DevX InitiativeとRustCryptoの共同作業です。このイベントのビデオはこちらからご覧いただけます。

Rustロンドン x Concordiumテイクオーバーミートアップ

Rust London User Groupの主催で、ConcordiumがRustを使ったプロジェクトやエコシステムへの貢献を紹介する場が与えられました。その模様はこちらでご覧いただけます。

リサーチ

CRYPTO 2021

The following papers have been accepted for the International Cryptology Conference 2021, Crypto 2021.

1. Ivan Damgård, Bernardo Magri, Luisa Siniscalchi, Sophia Yakoubov and Divya Ravi: Broadcast-Optimal Two Round MPC with an Honest Majority.
2. Craig Gentry, Shai Halevi, Hugo Krawczyk, Bernardo Magri, Jesper Buus Nielsen, Tal Rabin and Sophia Yakoubov: YOSO: You Only Speak Once / Secure MPC with Stateless Ephemeral Roles.

TPBC 2021

COBRA and Concordium presented several papers at the Theory and Practice of Blockchains Seminar 2021 seminars, including:

1. 9 June: The session was chaired by COBRA’s Centre leader Jesper Buus Nielsen. In the same session at 16:30 UTC, the paper “Reparo: Publicly Verifiable Layer to Repair Blockchains” was presented with COBRA researcher Bernardo Magri and Concordium’s senior researcher Daniel Tschudi.
2. 16 June: This session was chaired by COBRA’s researcher Bas Spitters with a presentation of his paper “The Discriminating Miner Dilemma: Revisiting Liveness Guarantees under Content Discrimination”, together with COBRA researcher Bernardo Magri as one of the authors.
3. 30 June: The paper “GearBox: An Efficient UC Sharded Ledger Leveraging the Safety-Liveness Dichotomy” by Concordium researchers Daniel Tschudi and Christian Matt and COBRA researchers Bernardo Magri and Jesper Buus Nielsen, and Bernardo David from ITU.
4. 7 July: COBRA researcher Claudio Orlandi chaired this session.
Read more papers by Concordium and COBRA here: https://concordium.com/science/science-papers/

CSF 2021:

COBRA presented 3 papers at the 34th IEEE Computer Security Foundations Symposium (CSF 2021):

1. 23 June at 21:00: “Formalizing Nakamoto-Style Proof of Stake” by COBRA researchers Søren Eller Thomsen and Bas Spitters.
2. 24 June at 17:45: “SSProve: A Foundational Framework for Modular Cryptographic Proofs in Coq” with COBRA researchers Philipp G. Haselwarter and Bas Spitters as two out of eight authors.
3.24 June at 19:45: “Formal security analysis of MPC-in-the-head zero-knowledge protocols” by COBRA researchers Nikolaj Sidorenco and Bas Spitters.