失われし大地との絆を取り戻す

修理固成
Cre888
Published in
6 min readJan 27, 2021

新しい時代の息吹を感じ、
その流れに軽やかに与る人は、

この時代に、
いよいよエネルギーが開く土地に、
自ずと呼ばれるようになっている。

天地がつながり
新たなクニヅクリが創まる時、

出逢いなおしが約束されていたのだ。

ゆかりのある地に根を張り
自身の魂のピースを取り戻した時、

過去の自身の念いや
本来の役割を思い出すことができる。

「魂の配置」 に付き、

もともと生きることになっていた
本来の道を生きはじめることが転機となり、

新たな道がはじまっていくのだ。

しかし、現実として新天地にめぐり逢えず、
なかなか場が定まらない、もしくは、

土地や仲間とのコミュニケーションが
うまくいかず行き詰まっている

そういった声をよく耳にする。

そこで、

自身と土地を「接続」し、
【パートナーシップ】を結ぶ事について💡

それには、まず、

「一番最初のインスピレーション」

これが大切になってくる。

人は場を見つけた時、
「第一のインスピレーションだけ」を
大切にしないことがほとんどだ。

そして、次の瞬間には、
「条件」を見比べる。

「環境」を図る。

その上で考慮し、

自分たちが使いやすい土地を
選ぼうとする。

あまつさえ、

自身の望みが実現できる場なのか
計算しはじめる始末。

【大地の声】は聴こえているか?

政治家やキーパーソンを見つけ出し
どれほど根回しを周到にめぐらせようとも

どれほど社会で認められる
名声や信頼、技術を獲得していようとも

「土地の許可」が無い限り
地に足をつけ場に手を入れる事は許されない。

意志の強い土地ほど、本質しか観ないからだ。

だから真に土地と手を繋ごうと試みるならば
その不純な思考を無くさなければならない。

従って、
「最初のインスピレーション」に聴き従い

フィットしたと感じる場に、

どんな環境であろうとも
「接続」をしていくとよい。

それが「土地への誠意」

自分たちの望みのために
都合の良い土地を探し

条件の合うものは
どれか吟味しながら

土地を選別していく

その「心根」を
土地は全て観ている。

もしあなたが同じことを
人にされるとどうだろうか?

純粋にその土地の声を聴き
その有効な活かし方を知っているのは

土地自身なのだ。

「地の意識」というものを
鑑みることなく、

フリースクール・イベントスペース
カフェ・ゲストハウス・ヨガスタジオ...

ちっぽけな夢や望みを持ち込もうとする
その小粒な魂胆はお見通しと思うとよい。

自分の夢を叶える場所として
土地を探し回ると思うが、

圀とは、 そういう個人の
人間の願いを叶えるものではない。

そこに集まる一人一人の人間の
幸せな舞台となる場である。

その土地が、
そうなるためにどうすればよいのか。

それは人間が思い描く
未来だけを作り上げていくのではなく、

これまでその土地を守り、
育んできた存在や人々と
共に作り上げていく、

そういった今までにない
新しいヴィジョンを

仲間で相談し作り上げることを希望 する。

本来土地を守る役割の人は、
土地や地祇の声を聞くのが
仕事なので、

地元の人々に伺い、
土地の声を聞く「あり方」を
学ぶことも必要となる。

そういったことを怠り、

無断で小我を押し通そうとする者は
二度と足を踏み入れることが許されぬよう

ふるい落とされる。

新しい次元の地球では、

ガイアの意識が強く働く時、
人がどれほど純粋に生きているか

それがとても大切になってくるからだ。

地球とつながることができるか
自然環境や資源をどう戻すか

本来の循環に「再生」する事が大きな課題だ。

真に地と手を繋ぐことができてはじめて

現実を動かすことが許可され
共に社会を作り上げることができるのだ。

だからこそ、
土に還り、足元を見つめよう!!

社会の中に 「 地球の意識 」 を取り戻す

これまで人類は天を仰いできた。

神を忘れた人々は
自分自身のみに目を凝らしていた。

しかし、

いつしかその向こう側にある
地球をみることを忘れてしまったのだ。

どの信仰も神や仏を通じて、

宇宙や目に見えない存在や
天にいる存在を見上げてきたが、

真に守ってくれている大いなる存在は
常に足元にずっといたことに、

どうして今まで気付かなかったのだろうか。

これまでのように偶像を通じて、
大いなる存在をみるのではなく

今こそ足元を直視し、地球とつながるのだ!

何らかのフィルターを通じてみてきた世界を
何も通さずありのままみることからはじめよう!!

自然の中に息づく意識や
大いなる存在たちも結びなおし

本来の”いのちのつながりあい”に立ち還り
社会の中に「地球の意識」を取り戻すのだ!!

しかし、

自我に囚われた人々の
小乗的な発想は

ひどく窮屈であるため

「人知を超えた大いなるシナリオ」

そこに潜む莫大なる
未知の叡智が締め出され

惨憺たる「生き地獄」が
現前されつつある。

そういう中にあって、

今のまつりごと(祀・政)に
最も欠けている姿勢が

”天地の声”に耳を傾ける

ということ。

まずは、
それが有ると肚から感じられるかどうか。

己のエゴや慢心を見つめず
世界に投影する者は

創造も破壊も再生も何もできなくなる。

だからこそ、未来を予測し、
コントロールするのではなく、

【トの教え】に従い、

土地自体がどうなりたいのか
地が自然にたどり着きたい方向はどちらなのか

その都度、耳を傾け、
理解し合う場を大切にしていく。

そうして、

「土地の意志」を真摯に汲み上げた時、

人が地を先導し、
現実を動かし

新たなクニ作り上げていくことが
スムーズになっていく。

そのうねりに
中(あた)っている人々は、

ヴィジョンの現実化が加速し、
そのスピードもスケールも
日に日に超躍している。

圀の行く末を決めるのは
真の行いによるもの。

神事とはただ神の意図を拾い
素直な心持ちで行うことなり。

それは誠の心を持つ者で行い、

あらゆる垣根を包み越え
己の役目に沿って執り行うべし。

さすれば、

分かたれた大地と圀は、
再びひとつになるであろう…

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