祀りと政りを結びなおす
祀政一致を取り戻すことが
「天命」である
祀りを司る人間は
独りでいなければいけない
人の世の鎖に繋がれては
天地の教えを具現化できぬ
天地の教えを伝え
象徴として鎮座するのである
政りを司る人間は
独りでいなければいけない
鎖に縛られてはいけない
人の世の鎖を正しく結び直していく
天地の教えを人に教え
型をなす
型を成せる人をつくる
巫女は祀政で一つであった
しかし祀政一つの巫女は、
独裁者となるか
支配されるかであった
だから、役割を分ける
二つで一つのまつり事となる
祀りは天地をつなぐ
政りは天地に従う人をつくる
【天地人 三つ巴なり】