あなたの人生に「電子書籍」という選択肢を
人生は二つのタイプに分かれる「著者」と「読者」に。「著者」としての人生、それを選ぶのに理由がいるだろうか? 書きたいから書く、伝えたいから書く。書く理由はそれだけ十分。「書きたい」だから人は本を書く。
本を出すことは、そう簡単なことではありません。誰でもどうぞ、ご自由に、という訳にはいかないのです。でも、それが現実でした。ずっとそいういうものだったのです。しかし、時代が変わり、私たちは新しいツールを手にしました。それが、『電子書籍』です。
電子書籍を出版するということ。それは、今までの紙書籍の出版に比べたら、ずっと簡単で、信じられないくらい自由な世界が広がっています。
書きたいことがあるなら、伝えたいものがあるなら、今すぐ、あなたは電子書籍を出版をすることが出来るのです。
自由に電子書籍を出版する
それは、私たちが手に入れた新しい世界
新しい世界には、次の3つのものが重要です。そんなに、たくさんのものを必要とはしません。既に持っているものばかりです。
PC
電子書籍は、そのほとんどをPCで作ります。そのPCは、Windows、Macどちらでも大丈夫です。高速なインターネット回線も忘れずに。
原稿
オリジナルな原稿をWordで用意します。その際、注意すべきは、あくまで文章はプレーンにということ。電子書籍は、Word上の凝った修飾を表現することが苦手なのです。挿絵や写真はお好みで選択してください。
+α
最後に必要なのが決意です。必ず電子出版すると、心に決めること。最初の一歩は、誰だって、いつだって、勇気が必要です。初めて水に飛び込んだ時を思い出して!
電子書籍の扉はいつも開いている
電子書籍の世界が個人への扉を開いたのは、 2012年10月でした。それは、Amazon Kindleストアの日本オープンの日です。扉は、ためらうことなく開け放たれました。想定を超えた展開の早さに、多くの人が戸惑いを隠せませんでした。まさか、セルフ・パブリッシ ング(自己出版)まで同時オープンだなんて!
ほどなくやって来た、電子書籍ブーム。やがて多くの大企業も、この世界に参入を果たします。資金と技術力で、あっという間に販売プラットフォームを作ってみせました。しかし、誤算がありました。
コンテンツは出版社が握り、紙から電子への流れは思うように進みません。それは常に、コントロールされているのです。
開かれた自由の扉は、果たして幻だったのでしょうか……?
コンテンツはどこに?
Webと電子書籍は、デジタルの世界では親戚関係です。実際その作りは、とてもよく似ています。Webデザイナーなら、電子書籍を制作することが可能でしょう。
でも、肝心の本を書く人間は、一体どこにいるのでしょう? コンテンツがなければ、電子書籍を作ることができません。意外かもしれませんが、世の中には眠っているコンテンツが無尽蔵に存在しているのです。
なぜなら、電子書籍に相応しいそれらのコンテンツは、まだ個人の中に眠ったままだからです!
それらの採掘方法を知っているのが、Amazonです。コンテンツがキングであることなんて、百も承知です。常に彼らは一歩先を歩んでいます。そして、彼らの戦略は緻密で隙がありません。コンテンツありき。大事なのはコンテンツを集めて、世界中に販売することです。新しい世界のルールは、既に決まっていたのです。
電子書籍の活躍の場
あなたの中に眠っているコンテンツを、世の中に役立たせるには、電子書籍が相応しいでしょう。なぜなら、既に多くの人が手にしている、スマートフォンやタブレットで簡単に読むことが出来るからです。新しい端末をわざわざ購入する必要はないのです。
この、最もパーソナルなデータを保存しているツール=スマートフォンが、電子書籍の指定席です。ラッキーとは、まさにこういうことを言うのでしょう。
あなたのコンテンツが、誰かの人生に貢献する。こんな素敵はことは、そうそう見つかるものではありません。
あなたは既に、原稿を持っているのかもしれません。
あるいは、今まさに書き始めるところなのかもしれません。
いずれにせよ、あなたの中に眠っているコンテンツを、指定席(スマートフォン)へと連れ出さなければ、何も始まりません。
さあ、勇気を出して、最初の一歩を踏み出しましょう。