今後のニコ技深圳観察会について、いま(2018年8月)考えていること -深圳PCBA,日本で頒布-

■ニコ技深圳コミュニティの活動
ニコ技深圳観察会は2018年からニコ技深圳コミュニティと名前を変え、引き続きアクティブに活動しています。2018年09月の深圳大学語学留学コースには、僕を含めて4人が参加し、過去の参加者でいま深圳に住所を置く人たちは10人に届きそうです。
日程が発表されたメイカーフェア深圳にも、何人かのメンバーは深く関わっているし、Seeed, HAX, M5Stack, Elecrow, Makeblock, MakerFire,Dobot,uFactory,CityEasyほか深圳のスタートアップや教育機関といい関係を築いている人たちも増えました。
逆に深圳の人たちが東京メイカーフェアに来ることも増えています。

■今後やっていきたいこと
もともとニコ技深圳観察会は、僕たちがより深圳を知り、イノベーション都市としての新しい深圳をより日本に広めるの活動でした。なので、参加者のブログを必須としました。今もブログを読むのが最大の楽しみです。2018年03月に行った第8回では、事前に抽選のために自己紹介ブログを必須にしたことで、面白い人たちが集まりました。

今後も観察会は年1ぐらいで続けていくつもりですが、より「モノを深圳で作って頒布していく人」にフォーカスしていきたいと考えています。PCB基板、PCBA製造を深圳で行って、メイカーフェアなどで頒布する人が増えていくのは最高です。
なので、PCB/PCBA ShenzhenグループをFacebookに作りました。

まず、2018年10月19–21日のメイカーフェア深圳前後に、現地集合でPCBを現地企業にピックアップしにいくイベントを計画しています。
しばらくそういう活動を続けた上で、次回の観察会もPCBAやってる人から優先して抽選していくつもりです。

■なんでPCBAか
ガーバーを引いてPCBをつくるのは自分のための作業で、多くのメイカーが行っています。さらに部品実装を含めたPCBAは、より頒布のために使う人が多く、こういう事例が見られます。

ハードウェアを頒布すると、頒布された人が改変したりして、よりプロジェクトが広がっていきます。売るのはシェアの一部です。
深圳でPCBAをし、現地にピックアップしに行き、ニコニコ技術部のイベントや各地のメイカーフェアで頒布する日本人が増えていくことは、アジアをまたがったメイカーコミュニティがより加速していくと思っています。

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