ふと思い出した。確か中学生の頃の話。当時僕は陸上部に在籍していた。何故陸上部に入ったのかって?それは簡単な事、ただ誰よりも早く走ればいい。ルールを学ぶ必要性がほぼなかったからだ。
小学生の頃、休み時間になると必ずと言っていい程、中の良い友達と二人で図書室に行っていた。その友人は無口でほとんど喋る事がなかったのだけれど、仲良しだった。なんとなく互いに居心地がよかったのだろう。