ブロックチェーンエンジニア集中講座 week2 ~ビットコイン基礎編~ 参加レポート

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HashHub

6 min readDec 13, 2018

HashHubでは毎週日曜日に2ヶ月集中して学習をするブロックチェーンエンジニア集中講座をフレセッツと共同で運営しています。詳しくはこちらをご確認ください。

ブロックチェーンエンジニア集中講座：https://www.blockchain-edu.jp/

＜参加レポート＞

week1 ~ブロックチェーンの仕組みと概要~：参加レポート

week3 ~ビットコイン応用編~ ：参加レポート

week4 ~ビットコイン実践編~ ：参加レポート

week5 ~Ethereum基礎編~ ：参加レポート

week6 ~Ethereum応用編~ ：参加レポート

week7 ~Ethereum実践編~ ：参加レポート

week8 ~Ethereum挑戦編~ ：参加レポート

week9 ~特別講義~：参加レポート

講義開始

前回講義で余った時間を使ってbitcoindをインストール出来ている前提で始まりました。講義は前回同様オリジナルテキストが配られ、それを元に進められました。

今回は bitcoind を実際に動かし、何が行われているのか、得られた情報が何を示しているかを理解する事が目標です。また Botcoin の script の説明も行います。途中演習問題や演習課題を通しても理解を深めることを目標に行われました。

まずは bitcoind の簡単なコマンドラインの説明をし、講師の日向がやってみます。コマンドの入力、挙動の確認は Bitcoin Core のコンソール画面を利用して進みます。今回は wallet 、マイニング、送金、トランザクションの確認 regtest モードで行いました。

その後コンソール画面で得られたブロックヘッダーやトランザクション情報の説明を行いました。出力されたデータがどのような情報を持っていてどんな構造を持っているかの説明が始まりました。また、なぜこのようなデータ構造をしているかなどの技術背景も一緒に説明が行われました。

次はUTXOの説明を行いました。ここでは各情報の詳細やサイズを説明し、その後実際にコンソール画面で挙動を確認しました。これは出てくるデータが受講者ごとに異なるため、演習問題を通じて理解を深めるという形でした。

最後に Bitcoin Script の説明です。ここでは Bitcoin Script を簡易的に試す事ができるサイトを使って説明されました。（https://bitcoin-script-debugger.visvirial.com/）今回はP2PKHを例に、どのような挙動で行われているかを説明しました。

その後テキストに配られている演習問題の解き方の説明や、少し難しいプログラミング課題の説明を行いました。

途中今回からビットコイン編だけチューターとして参加する宮本ジョーさんの紹介を挟み、その後は一旦各自演習問題・プログラミング課題をやる時間となりました。その間参加者同士で教えあったり、積極的に講師に聞きに行くなどしてなんとか問題を解こうという雰囲気で満たされていました。

最後は答えあわせをして week2 は終了しました。問題が難しく、すべての問題を時間内に解けた人はいませんでしたが、誰一人諦める事なく取り組んでいる姿勢が印象的でした。

まとめ

講義時間としては答えあわせを含めて1時間半ぐらいでした。ただしプログラムを作るというよりは実際に bitcoind の挙動を確認し、そこから得られたデータが何を示しているのかを理解することに重点を置いての講義となりました。しかし、演習課題では実際にプログラムを打って特定の情報を得たり、必要な形に変換したりするなど多少プログラミングスキルを求められる場面もありました。今回も受講者は皆真剣に聞いており、その熱量はまだまだ冷めそうにありません。