現地調査レポートvol.5
羽村・河辺(青梅)エリア
第5回は東京西部の羽村・河辺エリアに行ってきました。これまで23区内を中心に見てきたため、初の郊外での調査となります。
今回「羽村・河辺エリア」に着目した理由は2つ。
①「福島屋」という羽村の地元企業がオーガニック商品やこだわりの自然食品販売を展開している
②減農薬・化学肥料で育てられた農産物に特化したJAの直売所がある
東京都のオーガニックスーパー・自然食品店一覧マップを見ると、23区外では店がまばらになり、国分寺、立川、八王子、府中、町田あたりのスーパーはチェーン店(F&F、ビオセボンなど)ばかりです。そんな中、羽村・河辺エリアには①②の特徴があり、郊外の中では特徴的なエリアのはずだと予想しました。
以上を踏まえて、
- 福島屋ってどんな店?近隣住民にとってどんな存在なのだろう?
- 23区に比べ直売所が点在するこのエリアで、どんな役割を果たしているのだろう?
- わざわざ慣行栽培の農産物とは別に減農薬・化学肥料の特化した直売所があるのはなぜだろう
を明らかにすべく、現地調査に向かいました!
目次
- JAにしたま 羽村市農産物直売所
- JAにしたま 自然派やさい直売所ベジ・ベジ
- 福島屋 本店
- ファンタス 羽村店
- KIVA 青梅店
調査日:2021年1月9日
店舗数:5店舗
1. JAにしたま 羽村市農産物直売所
基本情報
アクセス
運営
JAにしたま
JAにしたまでは、他に「ベジ・ベジ」、福生支店直売所、瑞穂町農畜産物直売所を運営している。
オーガニックの食材に特化しているわけではなく、JAの一般的な直売所。
理念・取扱い基準
羽村市内の農家が作った旬の新鮮野菜のほか、果物、お米、花、緑茶などを扱う。
現地調査レポート
- 開店と同時に来る人が沢山いた
開店15分後くらいに到着した時には、お客さんと野菜を運んできた農家さんで賑わっていた。目の前の野菜がどんどん売れていく。車で来ている人が多く、駐車場もかなり埋まっていた。ちなみに売り場面積330㎡、駐車場約40台だそう。 - 採れたてで新鮮な季節の野菜が豊富
店内に入ると、大量の白菜とキャベツ、奥の棚には根菜や葉物野菜など、旬の野菜が沢山並んでいた。開店直後は農家の方が野菜を並べている姿も目にした。直売所の特徴である生産地・生産者との距離の近さを感じた。
スーパーとの違いは、旬のものしか置いていないことだろうか。買いたいものが必ずあるとは限らない。でもそれも楽しみの一つだと思う。
現地調査 vol.1(吉祥寺・三鷹編)で見にいったのJA東京むさしの直売所と比べると、ここはほとんどが羽村市内の野菜や米だった。三鷹では、米や加工品は他の地域のものが売られていたので、羽村は農地もある程度残っていて、作っている作物の種類も豊富なのかもしれない。
- 栽培方法に関する記載が特にない
品目ごとに大雑把に陳列スペースが決められている。一部キャベツの糖度を説明するPOPはあったが、それ以外の情報はは野菜の名前だけだった。袋の表示は基本的に「値段、産地、生産者名」。米にはパッケージに天日干しといった表記や、東京都エコ農産物認証のシールが貼られているものもあった。
POPで付加情報を示さなくても売れるのは、鮮度と「羽村の野菜」という距離の近さがもたらす信頼なのかもしれない。
- B品
並んでいる人参を良く見ると、160円のものと80円のものが。何でだろうと思ってみてみたら、割れたり傷ついたものを半額で売っていたようだった。これでも十分食べられる!
2. JAにしたま 自然派やさい直売所ベジ・ベジ
基本情報
アクセス
運営
JAにしたま
理念・調達基準
環境保全型農業の推進に努め、化学合成農薬や化学肥料の使用量を抑制した「東京都エコ農産物」を中心に販売する直売所。
JAにしたまでは、「安心・安全な農産物を消費者に提供するため、環境に配慮した農業の推進に努め、 農産物の流通・販売体制の充実拡大を図り、地産地消に取り組む」ことを経営理念の一つに掲げている。
現地調査レポート
- 駅すぐ、アクセス良いが売り場面積は小さい
駅前という立地もあってか、売り場面積は「羽村市農産物」の半分にも満たない。取り扱っている種類や量も少なく駐車場もないので、徒歩圏内の人、電車で来た人、隣の西友の買い物ついでなどで訪れる人が多いのではないか。
- 東京都エコ農産物を前面にアピールしている
東京都エコ農産物について、羽村にエコ農産物の生産者がいることを広く一般に知ってもらう機会になっていそうだ。
JAにしたま(東京都羽村市・福生市・瑞穂町)のちいきでは、かつて養豚などの畜産業が盛んに行われていた。そのため、家畜由来の堆肥が土壌を豊かにしており、エコ農産物が生産しやすい土地であるそうだ。[1]
- 表示内容は分かりやすいが、エコ農産物の本来の意味を伝えるには改善の余地がある
売り場は以下の表示によって分けられている。
・東京エコ25
・東京エコ50
・東京エコ100
これら表示は、化学肥料・農薬が東京都の慣行栽培と比べてどれくらいの割合で削減されているかを表している。100%削減は不使用となる。
表示の意味はわかりやすいが、「エコ農産物」への理解を広めるという点ではあまり良いとは言えないと思う。
というのも、農薬・化学肥料を過度に気にする消費者にとって、「東京エコ100」を選ぶことを促してしまうからだ。東京都全体でエコ農産物を広めるには、“どれくらい化学肥料・農薬削減しているか”ではなく、“削減に取り組んでいる生産者全体”を応援する必要があるのではないか。
農薬・化学肥料を減らすことの本質は安心安全ではない。土壌環境や生物多様性に配慮し、より自然環境に負荷をかけない持続可能な生産のためである。農薬化学肥料の減少割合だけではなく、その価値がわかるような説明がもっとあると良いと思う。(一応店の外に詳しい説明があった。店側の改善というよりは、制度そのものの伝え方の問題もありそうだ)
3. 福島屋 本店
基本情報
アクセス
運営
福島屋
理念・調達基準
- TASTING MARKET
わたしたちはまっとうな日々の食事のあり方を伝えていく食のセレクトマーケットです。
生産、加工、流通、販売が一体となったお店で、季節を感じられ、食べておいしく体にやさしい食材を吟味してセレクトしている。
- COMMUNICATION
味わい、体験し、コミュニケーションする場。
福島屋の考える理想的な食に対する知識を伝えていく教室や口座などが行われており、「食」が本来持つ豊かさを学び、味わい、体験するコミュニケーションの場としても機能する。日本の伝統的な風習、文化といったものを背景にもった、経済効率主導ではない、素朴であっても豊かな昔ながらの食文化を、現代的にブラッシュアップしたカタチでご紹介したいと考えている。
(以上HPより抜粋)
上記二つのコンセプトに加え、「えらぶ、つくる、まなぶ」それぞれについてもコンセプトがある。このコンセプトは本店だけでなく、近くにある系列レストランでも感じられた。
商品について
◆青果:透明性のある農産物
販売する前に全ての農産物の「硝酸態窒素」の計測をしており(補足で説明)硝酸態窒素が低い農産物がバランスの良い美味しい野菜と考えている。
中心になる商品は生産者直取引で、生産者の考え方を教えてもらい、想いを理解して仕入れるようにしている。◆精肉:産地が明確な精肉
生産者とコミュニケーションを取り、飼料・水・肥育などの吟味をし、安全なお肉を品揃えている。◆鮮魚:「鮮度=美味しさ」
豊洲市場を中心に仕入れている。曜日限定で産地直送の朝獲れ鮮魚も扱っている。◆惣菜:素材の持つ美味しさに着目
旬の素材で季節ごとに変化するメニュー、伝統色にも注目し、どこか懐かしい美味しさを意識している。◆ベーカリー:毎日飽きないパン
北海道産の小麦を使い、卵やバターなども国産素材を中心に作っている。◆食品:日本食の基本
加工食品の中で料理の基本となるものは、お米と基礎調味料であるとの考えで、お米は生産者直取引で栽培方法が明確になっているものばかりで、基礎調味料は製造者様に相談しオリジナル商品を開発をしている。菓子はお米繋がりで米菓に力を入れている。◆デザート:旬との連動
旬の果物、季節感を大切にしている。
(参考:HP)
沿革
次回調査レポートにて紹介する。
現地調査レポート
- オーガニックスーパーというカテゴリーに収まらない規模と品揃え
売り場面積はかなり広く、スーパーとデパートのお惣菜売り場を合わせたような雰囲気。筆者の感覚では、成城石井やクイーンズ伊勢丹など安さよりも品質重視のスーパーと同じカテゴリー。
取り扱っている商品も、生鮮野菜、精肉、鮮魚、乳製品、加工品、調味料、お菓子、お惣菜と普通のスーパーより充実している。六本木、秋葉原店は加工品や調味料がメインだそうで、地元民の食料品店として愛されていることや、大きなバックヤードが確保できる敷地面積など、地元羽村の本店ならではの店づくりをしているようだ。 - 手作りオリジナル商品(お惣菜、スイーツ、加工肉)
入り口入ってすぐ右手に生鮮食品、左手にお総菜コーナーと二手に分かれている。スーパーの入り口すぐにお総菜コーナーがあるのは珍しいと思った。と同時に、主力商品なのだろうと感じた。
- プライベートブランドが豊富。漬物やパン、ハム・ソーセージ、スイーツなどオリジナル商品が多すぎて全て把握できないくらいだった。
ソーセージを買ってみたが、袋を開けてビックリ、つながったままのソーセージが出てきて手作り感があって良かった。
- 都心のオーガニックスーパーには地元の野菜は存在しなかったが、羽村には羽村の野菜がちゃんとあった。都心部での食供給の危うさを少し感じた。
- 産地と提携した福島屋プライベートブランド
魚沼の米を使った餅やお菓子など「魚沼ものがたり」というブランドが目についた。他にもお茶、コーヒーなどがあった。
- 幅広い層・価値観を受け入れる
他のオーガニックスーパーと比べ加工肉等もきちんと売っているのを見るとヴィーガン・ベジタリアンではないが、オーガニック等に関心がある人たちを受け入れてる。関心のない人たちにとっても魅力的だし、関心を持ってもらうきっかけになるような説明が沢山あった。
- 硝酸態窒素の数値を表示しているスーパーは初めてだった(写真参照)
消費者の安心・安全のために数値を公開しているようで、HPには以下の記述があった。
青果部門では、販売する前に全ての農産物の「硝酸態窒素」の計測をしており(基準値2500PPM以下)硝酸態窒素が低い農産物がバランスの良い美味しい野菜と考えております。(引用:https://www.fukushimaya.net/product/)
硝酸態窒素についての補足
硝酸態窒素(NO3-N):通常はNO3-の硝酸イオンに金属が結合した硝酸塩の形で存在する
- 人と環境への影響
硝酸態窒素を多量に摂取すると、メトヘモグロビン血症の原因となったり、発がん物質であるニトロソアミンになるとも言われてる [2]。
1960~1970年代、世界各地で発生したブルーベビー現象(酸欠によって乳児の皮膚が青灰色に変色し、死に至る)や胃がんの多発が報告されている。この頃のイギリスでは、食料自給率を高めるために牧草地の耕地への転換や農地の大規模化、農薬・化学肥料の多投を政策的に奨励しており[3]、農業による地下水汚染が原因とされているそうだ。このためEC(現EU)は、1980年に「人間消費を目的とした水質に関する理事会指令(80/778)」において、飲料水に含まれる硝酸塩濃度の上限を定めている。 - 日本、英国、EUの基準(単位はmg NO₃-/kg≒ppm)
以下の画像は農水省HPに掲載されているNO₃-のデータ(日、英)と基準(EU)である。EU基準と福島屋の「基準値 2500ppm 以下」と比較するとどうだろうか。
品目によって異なるが、レタス以外の品目ではEU基準よりかなり厳しく設定されていることが分かる。
また、上のほうれん草の写真(右)の数値は1220, 1100ppm となっており、日本食品標準成分表の2000mg/kgと比べると低い値であることが分かる。
4. ファンタス 羽村店
基本情報
アクセス
運営
福島屋(系列店)
農家さんより直接仕入れさせていただいているお米などの農畜産物、こだわりの蔵元からのお酒などを吟味検討し品揃えをさせていただいております。一般的なスーパーにはない品揃えをしております。(引用:HP)
理念・調達基準
福島屋本店の商品もあるが、オーガニックにこだわった店ではない。明確な調達基準は不明。
現地調査レポート
- 福島屋系列の業務用スーパー
- 福島屋本店とはコンセプトは異なる
業務スーパーらしく大量に仕入れられる。羽村の野菜や、福島屋同じ野菜もあるが、国産に限らない。
- 酒屋並みにお酒が豊富
焼酎の量り売り、ワイン専用の冷蔵庫みたいな部屋、多摩の地酒、地ビール等々
- お米も量り売り、精米を自分でできるようになっている。
- お刺身のように食べられる状態で売っている本店に対し、ファンタスは鮮魚そのものを売っている
5. KIVA 青梅店
基本情報
アクセス
運営
POD(株)ポラン オーガニックフーズ デリバリ
ポランとは、1984年に発足した「オーガニック」専門流通販売組織、そして そこから誕生したNPOポラン広場東京が有機的生産のために共働する、ネットワーキング事業の総称。(引用:HP)
個人向け通販、宅配、店舗販売、業務用卸事業を手掛けている。
沿革
1980/11/3 KIVA(キヴァ)創業 東京都西部で無農薬・反農薬有機野菜の移動販売開始
1981/7 KIVA本店を青梅市師岡町に新築開店
1984/2 ポラン広場東京発足。全国に有機流通のネットワークを構築開始
1990/4 流通センターを青梅市長淵に新設し、「POD ポラン広場の宅配」サービスを開始
1993/3 ポラン広場東京の有機農産物ガイドラインを作成し、運用開始
2001/10 Webshop「地球の元気(現:ポラン広場の通販)」(個人向け通信販売)運営開始
2003/3 Webshop「POD 業務用卸」(業務用会員制通信販売)を運営開始
2004/7/7 POD-KIVA 青梅河辺店を青梅市河辺町に開店
2014/5 ポラン広場東京と共働で「ポランブランディング」開始
2014/9 デザイン「art-The Polan」によるPB商品他 「ポラーノ」の展開開始
2017/2 有機農業有機農法・自然農法の達成に向けて 始める”ディープオーガニック”ポラン広場東京の集いを開催
2020/11 創業10周年
(HPより一部抜粋)
理念・調達基準
理念
“Earth House Hold” 地球の家を保つために
調達基準
取り扱い農産物の90%は、認証有機と農薬・化学肥料不使用農産物
田畑の環境保全や土壌と作物の健康管理を心掛ける全国の生産者と完全契約栽培、産地直送100%
今後は「地域を大切に保つ」「真の持続可能性」などの特徴も補足し生産地域の持続可能性に配慮した産物などにも取り組む考え
これまで歩んで来た「ポラン」のオーガニック
70s~1983 ポランのオーガニック1.0 「反農薬・有機農業」の旗揚げ
1984~1992 ポランのオーガニック1.1 「無農薬・有機農業」への挑戦
1993~2017 ポランのオーガニック2.0 ポランの有機農産物ガイドラインの運用と認証有機の遵守
2017~ ポランのオーガニック3.0 "Back to the Future 「DeepOrganic」"自然の中で生産することで「生きること」を感受するディープオーガニック
人間と他の生物の「命」の交歓、その新たな安定平衡の地平に立ちたいと思う多様な「オーガニック&ナチュラル」に取組み、有機野菜・自然食品・環境に配慮したエコロジー生活雑貨など4000品目の取扱いはこれからも途切れることなくよりよく展開しようと考えています(引用:HP>会社沿革)
現地調査レポート
- スーパーというより日用雑貨店のような雰囲気
売場面積/280m²(85坪)で、広々としている。また、食品の他にオーガニックコスメ等日用品の品揃えも。店舗に買いに来るより、宅配利用者が多いのかもしれない。 - マクロビ商品も取り扱っている
現地調査 vol.3で訪れたオーサワの商品が多かった - 会社の理念やプライベートブランドが目立つ
現地調査 vol.5 を通して感じたこと
最後に、はじめに書いた現地調査 vol.5 で明らかにしたかったことの答え合わせをしてみよう。
Question
・福島屋ってどんな店?近隣住民にとってどんな存在なのだろう?・23区に比べ直売所が点在するこのエリアで、どんな役割を果たしているのだろう?Answer
羽村市民にとって福島屋は調達先の多様性を高めてくれる存在である
という答えが出た。これについてもう少し詳しく書いてみよう。
羽村市の卸先と調達先の多様さ
羽村駅周辺には、オーガニックスーパーの福島屋本店、業務スーパーのファンタス、JAの直売所、SEIYUなど様々なコンセプトのスーパー、食材店がある。生産者にとっては、多様な卸先があり、消費者にとって多様な調達手段があることを意味するのではないか。
私は消費者目線だが、買いたいものや価格帯、量など目的や自分の価値観に合わせてどこで何を買うかの選択ができることは魅力的だった。
筆者の感想
このような感想を得られたのは、今回の現地調査で直売所を訪れたことが大きい。羽村は東京のかなり西の方で、不便な場所だと思っていた。しかし「食材を調達する」という視点で見ると、近くに農地のない都会のど真ん中よりも豊かな暮らしがあるように思った。
最近はスーパーに加えて食材の宅配も盛んになってきている。
同じ東京都でも、その場所やライフスタイルに合わせて多様な食材調達手段を組み合わせることが、必要になってくるのではないか。調達の最適化(と言っていいのか定かではないが)を考える際に、これまでの現地調査で得られたことを活かして、東京近辺でのオーガニックを広めるというコンセプトで、中規模な生産~流通~消費を考えてみると面白いかもしれない。
Question
・わざわざ慣行栽培の農産物とは別に減農薬・化学肥料の特化した直売所があるのはなぜだろうAnswer
地力があって化学肥料などに頼らなくても作物が健康に育つから
環境保全型農業に適した土地であり生産者が多いことも理由の一つだが、それ以外の理由は見つからなかった。
次回予告
福島屋特集!
福島屋本店、ファンタスが並ぶ羽村駅前中央通りには福島屋系列のレストラン、園芸店等が立ち並んでいる。福島屋通りといっても過言ではない。地元で人気の福島屋はなぜ都内大規模にチェーン展開せずに羽村中心に事業展開しているのか?
これまで見てきたスーパーとの違いはどのようにして生まれたのか?
などなど、福島屋の魅力にせまる。
参考文献
[1] https://agripark.tokyo/matching/guide/nishitama/bejibeji/
[3] 福士正博(1995):環境保護とイギリス農業, pp.204-205