Loom PlasmaChainとCosmosハブのインターオペラティビティを発表!

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6 min readJan 16, 2019

本記事は、Announcing Loom PlasmaChain Interoperability with Cosmos Hub(Matthew Campbell) の翻訳です。万一誤訳などありましたらPrivate Note機能でお知らせ下さい。

本日は、皆さんにシェアしたいかなりエキサイティングなニュースがある。これはブロックチェーンのインターオペラティビティ(相互運用性)、さらにLoomマルチチェーンネットワークへの道筋における大きな始めの一歩なのだ。

この発表を行うことに我々もワクワクしている — Cosmosメインネットがローンチされれば、Loom PlasmaChainと新たなCosmosハブ間のトークンブリッジを有効化する。

Cosmosの分散型取引所(DEX)がリリースされれば、あなたの非代替トークン(NFT)をPlasmaChain上で動くDAppからCosmosネットワークへ送って、トレードすることが可能になるのだ。

加えてCosmos ATOMトークンのホルダーは、Loom上で自身のトークンをETHへとトレードすること、さらにEVMスマートコントラクトをPlasmaChainへとデプロイすることができるようになる — これにより、Cosmosメインネットへのトークンの送受信が可能になるのだ。

このチェーン間のユーザビリティは、両チェーンにとっての大いなる成功である。

PlasmaChainとCosmosハブについて

PlasmaChain

PlasmaChainはLoom Networkのレイヤー2のDPoSサイドチェーンであり、Ethereumアプリケーションスケーリングのため、複数サイドチェーンとEthereum間の架け橋として機能している。これはEVMスマートコントラクト、EthereumとCosmosへのトークンブリッジ、さらにRaidenやLightning Networksに類似した高速でスケーラブルな支払いを叶えるPlasma Cashをサポートしている。

Cosmosハブ

Cosmosハブは相互接続されたブロックチェーンのエコシステムを作るため、スケーラビリティ、ユーザビリティ、インターオペラティビティにフォーカスしている。Cosmosメインネットは今四半期にローンチ予定で、高いトランザクションスループットを持ったネイティブなDEXを特色としている。

インターオペラティビティの利点

では具体的にこの利点は誰にとってどのようなものになるかを掘り下げていこう。

LOOMとATOMの両ホルダーは、自身のトークンのさらなるユーティリティを期待することができる。バリデーターはもっと多くの報酬を獲得する機会を得ることになり、開発者はスマートコントラクトをデプロイする新たな場所と可能性を持つこととなる。

Loomバリデーターにとっての利点:

PlasmaChainからの直接的なインセンティブに加え、バリデーターはPlasmaChainへと移転されたATOMトークンにより生じた手数料から、追加報酬を期待することができる。またLoomマーケットプレイスではATOM/ETHおよびATOM/LOOMペアの導入も計画中であり、これはPlasmaChain上でのアクティビティやトランザクションをより加速させてくれるだろう。

Cosmosバリデーターにとっての利点:

CosmosバリデーターはすでにTendermintをよく知っているので、素早くそして簡単にLoomを習得することになるだろう。このことで、既存のオペレーションで効率よくCosmosとPlasmaChainの両方をバリデートする機会が得られるようになる。この統合は、LoomユーザーのCosmosへの流入を促進することにもなるだろう。

Loomトークンホルダーにとっての利点:

全てのATOMホルダーにスマートコントラクトのデプロイが公開されるようになるので、LOOMホルダーはさらなるトークンユーティリティを期待することができる。これはPlasmaChainへの開発とデプロイを行うことのできる、もう一つの豊かな開発人材ソースを提供してくれるのだ。

Atomトークンホルダーにとっての利点:

ATOMホルダーは、新しくて拡張された流動性プールへと即時にアクセスし、ATOMトークンをETHやLOOMへとトレードできるようになる。またLoomプラットフォームへとスマートコントラクトをデプロイすることも可能になる。

Loom開発者にとっての利点:

この統合でLoom上のいかなるスマートコントラクトも、ERC20やERC721のNFTといった資産をEthereumとCosmosの両方に自動的に移転することが可能となる。将来的に、さらに多くのブロックチェーンネットワークへのシームレスな資産移転を実現する、同様のトークンブリッジをリリースしていく予定だ。Loom上で構築を行なっている開発者にとって、宇宙がはるかに拡大されることになるだろう。

Cosmos開発者にとっての利点:

現在、Cosmosはスマートコントラクトをサポートしていない。そのためEthermintを待っている間にこういった機能を必要としているATOMホルダーは、Cosmosネットワークと十分にやりとりを行いつつLoomのPlasmaChainへとデプロイすることが可能となる。

今後への期待

Ethereum以降の第2のチェーン統合を開始したことに、我々はかなりエキサイトしている。Cosmosハブは接続するのに素晴らしいプラットフォームになると思うし、我らが2つのネットワーク間にあらゆる相乗作用をもたらしてくれるだろう。

ブロックチェーン技術の未来はここにある。

Loom Network は、イーサリアムのハイスケーラブルなDPoSサイドチェーン構築のためのプラットフォームで、大規模ゲームやソーシャルアプリにフォーカスしています。

さらなる情報は こちらから.

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