Japanese

猫を拾う

10日ほど前のこと。

夜ふけに家の近くで猫のような鳴き声が聞こえはじめ、その声は近づいたり遠ざかったりしながら動きまわって、やがてうちの庭に入ってきた。

よく笑い、よく驚く

2017年、年頭の抱負

「先見の明」と新しさ

先見の明が重要視されるネットの世界で、今読んでもらえるものを書いても仕方ないのかもしれない、と。

今年のどうしようもない写真

どこにも出す気にならなかった五枚

※蛇の写真が一枚あるので苦手な人はご注意を。

今のMediumの良いところ

「しっくる」というのは「しっくりくる」の意（あるいはその誤記）だと思いますが、語感が良いですね。使ってみたいなと思いました。

過去に書いたものに拘束されるというのはよく分かります。私の場合は、文章を書くことで自分の一部を確定なり固定させて、それを抱えていくつもりでいるとそうなるように思います。

書くことで自分を固定するというよりは解放するというか、書いて発表することで自分の一部を一旦手放して次へ行けるような文章もあり、そういう作文行為のほうが総じてしっくるのは確かです。

雨宮まみさんの訃報を聞いた

雨宮まみさんの訃報を昼過ぎに聞き、そのまま家に居たくなくなって、図書館と道後温泉のスタンプラリーに行くことにして家を出た。1キロくらい行ったところで自転車のタイヤの空気圧が半分くらいになっていることに気づいて、これでは辿りつけないからすぐに引き返した。かつてパンクした前輪の穴をうまく塞ぐことができなかったから少しずつ空気が漏れているのを知っていたが、今日になって本格的に漏れてきたらしかった。替えのチューブは半月ほど前に買ってあって、面倒だから今日まで交換をしなかった。今もそれに手をつけずにこの文章を書いている。

子どもさんの立場を想像してみると、〈親御さんから提示された選択肢のなかから選ぶ〉というチョイスのほかにも、〈選択肢を自分で作ってそこから選ぶ〉というチョイスもありえますし、〈今は何らチョイスをしない〉という身の振り方も本来ありえてよいとも思うものです。

これは「選択の仕方を選択する」ということですから、「紅茶かコーヒーか」とか「スキーか読書か将棋か」といったように同列の選択肢からチョイスするのとは違う種類の選択だと思います。そしてしばしば、人生にはこれがないですね。選択の仕方を選ぶ自由がない。