あなたの会社がMediumでブログを始めるべき理由

Hiroshi Takeuchi
4 min readJan 20, 2016

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by Steve McGarry

Mediumは書き手と読者を結ぶコミュニティの構築という、素晴らしい仕事をしている。

Mediumの自己推進型コミュニティは読者が書き手をフォローすることで、そのつながりが持続するのだ。読者は気に入った書き手をフォローすることで、その書き手の最新ストーリーをEメールで自動的に受け取ることができる。

ビジネスパブリッシングコンテンツとして、あなたの最も重要なゴールは顧客と繋がることだ。起業家やマーケティング担当者は何千ものユニークな方法を使って顧客と繋がっている、そしてその内のいくつかは他のものよりも効果的な方法だ。

広く知られている成長のための最良の長期的な戦略は、価値あるコンテンツの公開を通じて行われるものだ。WordPress、Tumblr、Svbtle、Quora、そしてもちろんMedium上であなたが公開したコンテンツを通じて、何百万もの潜在的顧客はあなたと繋がることができるのだ。

しかし顧客と繋がることはそう簡単なことではない。WordPressやTumblrのような通常のコンテンツプラットフォームでは、コンテンツ上にニュースレターを購読する、あるいはサービスにサインアップする機能を挟む必要がある。あなたがブログ上で読者にメールアドレスを入力するように求めたら、実際に入力する読者はごくわずかだろう。

読者に行動(Action)を求めること = 摩擦(Friction)

何%かの読者があなたのブログ上のニュースレターやサービスを購読したとしよう。するとあなたはEメール経由でその読者たちに情報を届けることになるが、そのEメール自体もまたドロップオフ(読者の購読率を下げること)のきっかけとなる。平均的なニュースレターは10%未満しか受信者に開いてもらえず、読者がそのメールの内容をクリックしてあなたのコンテンツに到達する確率はさらに低くなる。ニュースレターをデザインして送るために費やされた努力と比べ、得られる結果は非常に小さいものであり、ニュースレターの重要性を擁護することは非常に難しい。

解決策:あなたの会社のブログをMediumで。

読者がMedium上のあなたの会社をフォローした時、あなたは前述のような購読者を失う機会を避けることができる。読者と書き手がブログをフォローすれば、そのブログに関する何か新しい情報が投稿される度にEメールの受信箱に最新情報が届くのだ。

Eメールは必要なし = 低いドロップオフ。

あなたが何か投稿するたびにMediumは自動的にあなたのフォロワーにメールを送る…それにより読者とあなたを繋ぐのだ。また一番重要なことは、そういった人々に引き続きあなたの会社に興味を持ってもらえるという点だ。もし私がWordPressに何か投稿するたびにニュースレターを送れば、かなりの割合のフォロワーがそこで購読をやめてしまうだろう。その背後には何かしらの心理的作用が働いていて、Mediumは早期にそのことに気づいていたのだ。

彼らはコミュニティ単位で最新情報を送信することで、うまくパブリッシャーとしての書き手の最新情報をまとめ上げた。これにより毎日の最新情報は現状の確認として扱われるようになった。例えば、Mediumは「今日の人気記事」というタイトルのメールを送るが、これはあなたがフォローしている書き手から個々の最新情報を受け取ることよりも摩擦は少ないものになるだろう。

理論的にはもしあなたが毎日記事を投稿すれば、あなたのフォロワーはEメールを受け取り、あなたの記事は多くのトラフィックを受け取ることになるのだ。もちろん、ここに書いてある通りにうまくはいかないだろうけれど。

Eメールは不要、滑らかなデザイン、フォロワーへ自動Eメール送信機能、そしてシンプルな分析機能…あなたの会社のブログはMediumに移すべきである。

ここでMediumでブログを運営している私のお気に入りの2つのベンチャーキャピタルを紹介しよう。
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テストして、ビルドして、学んで、自動化しよう。

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Hiroshi Takeuchi

Medium Japanでボランティア翻訳をしていました (現在は違います) 。ここに書いてある記事はすべて当時に翻訳された記事です。私個人の見解または創作物ではありません。引き続き公開はしますが、質問または訂正リクエスト等は受け付けません。ご了承ください。