Medium Japan の旅路
Medium Japan 発足から1年のストーリー
2 015年は Medium Japan のとても大切な1年となりました。1月31日 — 新しい年の幕開けと共に、世界10カ国に広がる Medium ファミリーの一員として Medium Japan は誕生しました。
誰もがストーリーを持っている。
Medium はブログではありません。ネットワークです。Medium のミッションは、誰もがもっているストーリーやアイディアがこれからも輝き続けることができる、宇宙のように無限に広がっていくプラットフォームを実現することです。
Medium Japan は、人間に例えるとまだ1歳です。旅路はまだ短いですが、力強い一歩を踏み出し、確実に前進をはじめました。そこで今回はそんな Medium Japan の1年を振り返ってみたいと思います。
月に一度のお便り
お気づきの方はいらっしゃいましたか?Medium Japan の公式ブログである「for Shirusu」では Medium をより便利にお使いいただく機能や最新のアップデートをお知らせしています。
また、月に一度のお楽しみとして当パブリケーションをフォローいただいている方々にレターをお送りしています。楽しんで頂いてますか?
2015年4月より配信を開始していますが、2016年も引き続き配信していく予定です :)
ストーリーを日本語で記す
Medium は2012年に米国サンフランシスコで誕生しました。(まだ)各国の言語に最適化されていないため英語で記されているストーリーが大半です。それでも、Medium Japan は本国アメリカとスペインに次ぐ成長率を実現しており、非常に多くのファンに愛されています — ありがとうございます :) そこで、みなさんが書かれたストーリーやアイディアをご紹介するために Medium Japan アカウントのレコメンドや各種ソーシャルネットワークの公式アカウント(Facebook / twitter)を通じて日本語で記されたストーリーをご紹介していきました。
結果、この1年で驚くような数字を目の当たりにしました(2015年12月3日時点)。
- 国内の登録アカウント数:3倍以上
- 日本語で投稿されたストーリーの数/週:約2倍
- 投稿者数(ユニーク)/週:2倍以上
- TTR(総閲覧時間)/四半期:900日相当
TTR は四半期に250時間以上、1日に換算すると約3時間の「読む時間」を生み出しています。読書習慣が低下しつつある今日ですが、これもストーリーがもっている力であると、信じています。
最も読まれた公式パブリケーションのストーリー
Medium Japan が運営する公式パブリケーション「Japanese Official」では Medium がおすすめするストーリーの翻訳やボランティアで参加しているエディターによるストーリーをご紹介しています。そこで、今回は2015年に最も読まれた当パブリケーションに掲載されているストーリーのベスト10をご紹介します :)
特定の分野に限定されず、社会やテクノロジー、経営まで実に幅広い分野のストーリーが読まれていることがわかりました。2016年もストーリーが本来もつ多様性と個性を尊重し、発信しつづけます :)
開設されたパブリケーションの数
具体的な数は不明ですが、実に多くの組織、会社、個人の方々が独自のパブリケーションを開設されています。ここではすべてをご紹介できませんが、その一例をご紹介します。
- メディア — The First Penguin / Digital Native / FrazeCraze / TEDx Experience
- 企業のブログ — edism(VOYAGE GROUP) / nudo
- 学生団体 — JISS(Japanese International Student Society) / Gaku-yomu(出版甲子園)
独自ドメインを設定しているパブリケーションも増えてきています :) あなたも、ご自身が書かれたストーリーやアイディアを流通させるための空間として、パブリケーションを開設してみてはいかがでしょうか?パブリケーションの開設方法については以下をご覧ください。
オフラインコミュニティの構築
2015年はさまざまなミートアップやイベントで Medium についてお話させていただく機会がありました。Medium 誕生のきっかけや大事にしている思想、日本での展開などについて語り、多くの方々よりポジティブなフィードバックを頂戴することができました。
今年も引き続きみなさんとの対話の機会を、オンライン・オフライン問わず増やしていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします :)