世界初のブロックチェーン電話で通話
新しい分散型への道: Function X
Pundiansの皆さまへ,
Pundi Xでは、ブロックチェーンを活用し日常に取り込むのにより良い方法を模索しています。これの為に、新しいブロックチェーンアプリケーション創造への道を探すことを決してやめることはありません。その想いは、世界初のブロックチェーンによるPOSデバイスの開発につながっています。
今日では、電話、データ転送やストレージの世界にブロックチェーンを用いるようになってきました。金融の取引や送信をはるかに超えた世界です。
今朝、Inaya Putri Baliで行われたXBlockchain Summitの2日目に、私たちは公開デモ発表を行い、最新デバイスであるXPhoneを取り上げ、世界初のブロックチェーン電話の通話を行いました。
中央管理するような携帯通信会社（キャリア）のサービスを必要とする従来の電話とは異なり、XPhoneはそれを必要とせずに独立して動作します。
そして、これは新たな可能性を秘めたPundi XのイノベーションであるFunction X ブロックチェーンのはじまりです。私たちは、規模を拡大、公開DAppsへの力、真の分散化を実現することで、今日のブロックチェーンが直面する課題に対応できる独自のブロックチェーンを開発しました。それはまた、あらゆる種類のデータを送信する方法にも革命を起こす、真の分散型インターネットの誕生です。
Function Xは、単なるパブリックチェーンではありません。
総括的な分散型ソリューションです。
Function X OS、Function X Blockchain、Function X IPFS、FXTP Protocol、Function X Dockerの５つで構成されています。
５つすべてが、アプリ、ウェブサイト、コミュニケーション、データの全てを分散させることを目的としています。
このFunction X OSは、Android OS 9.0に基づき、Androidアプリとの互換性があります。Function Xプラットフォームに移行する開発者やユーザーにとっては、Androidの開発と使用している知識と経験を流用することができるため、比較的簡単になります。
また、このプロトコルを使用すれば、新しい分散型アプリケーションを作成して公開することが、これまで以上に簡単になると考えています。
Function Xエコシステムでは、インターネットのhttpプロトコルとは異なり、F(X) OS の構成、F(X) Chain、F(X) FXTP、F(X) IPFSやF(X) Dockerから、分散型Webリクエストを行います。
Function Xエコシステムの各デバイスはノードとなり、従来のURLやIPアドレスとは異なり、それぞれ個々の独自アドレスとプライベートキーがノード名に一意に関連付けられます。
一度登録されると、誰かが自分の公開データやコンテンツにアクセスしたい場合は、FXTP：//xxx.pitt (この場合pittがノード名）と入力するだけです。 これは従来のhttps：//プロトコルの場合と同様です。
写真、データ、ファイルまたはウェブサイトを共有している場合においても、このパスでアクセスできます。
そして、友人が私(pitt)に連絡したいのであれば、
‘call.pitt’、 ‘message.pitt’、 ‘mail.pitt’ とXPhoneに入力して、
「電話」、「テキストメッセージ」、「電子メール」で
送ることができます。
データの送信は、公開鍵と秘密鍵のデータと暗号化の複雑な交換によって実行され、傍受されることなく通信を保証することができ、ユーザーは他人が共有するデータには直接アクセスできます。それでいてFunction Xブロックチェーンを介して送信または処理される情報はチェーンに記録されます。
さて、コミュニケーションのための分散型システムがどのように機能するのでしょうか。
近い将来のXPhoneの有用性とFunction Xのさらなるアプリケーションについて、もっと言いたいことはあります。
しかし、今日、私たちは実用的な概念の証拠を披露しました。中央管理されない通信を促進し、ブロックチェーンテクノロジーに新次元を加えたのです。
XPhone OSは、現在、テストのために電話製造メーカーに提供されていますが、Function Xの詳細情報は、10月15日にfunctionx.ioで提供されます。Function Xブロックチェーン、FXTP、IPFS、およびXPhoneは、2019年第2四半期(2019 Q2)に正式に開始される予定です。
私たちは、Function Xの世界を楽しみにしています。
Pitt Huang
CTO and Co-founder
Pundi X
Originally published at medium.com on October 10, 2018.
