2005年刊行の本だが、12年以上経って、似たような内容の本が流行っていると感じた。2018年現在、『ティール』や『ホラクラシー』といった組織論が流行りつつあるなか、実質、同じことが書いてある日本発の先行文献だ。
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黒岩さんごめん。
「君の肝臓を食べたい」(shojinmeat project)の元ネタ、「君の膵臓を食べたい」の住野よる著の、東大の学生団体がモデルになった小説です。モヤっとしてて、熱くて、ウジウジした奴には是非読んでみて、と思います。
『「公益」資本主義』(文春新書)の感想
原丈人さんの本を読みました。原丈人さんは自身もベンチャー起業して売却後、デフタパートナーズというベンチャー投資機関を立ち上げた経験を持っている方で、現在は「公益資本主義」という新しい資本主義の考え方を啓蒙されている方です。
邦題『STARTUP(スタートアップ):アイデアから利益を生みだす組織マネジメント』に騙されるな
GEという旧い会社がシリコンバレーっぽく生まれ変わった自慢
2兆2500億円のM&Aなんて「まあ自分はやらないだろうけどな」という縁遠い話だが、そこに至るストーリーや、過程で磨かれた経営哲学には感じ入るものがあった。
1920年代からアイデア工場として栄華を極め、1984年に分割された悲劇の研究所を支えた組織づくりの考え方