人間関係マネジメント
こんにちは!ご無沙汰しています。
Tigerspike Tokyoでプロジェクトマネージャーをしている早乙女です。
UXやIT業界ではない人と話をすると、プロジェクトマネージャーという仕事はたいそう偉そうに感じるようです。確かにマネージャーという言葉がついているからなのか、何か誰かの上に立っているという印象を与えてしまうのでしょうか…
Tigerspikeのプロジェクトは、案件によって異なりますが、だいたい以下のチームメンバーで構成されます。
・Project Manager
・Commercial Manager
・UX Designer
・UI Designer
・Tech
各メンバーに経験の差はあれど、プロジェクトメンバー内に上下関係はなく、フラットです。すべてのメンバーは対等で、その中で私はプロジェクトをマネジメントする役割を担っています。今回は私が常に心がけているプロジェクトチームのメンバーとの関係性について書いてみようと思います。
なんでも言い合う
人見知りで顔面が少々いかつい(黙っていると不機嫌、真剣な時は怒ってるように見える)私は、人当たりも良くなければ人との距離感や関係性を築くのはかなり苦手な方です。でもPMってどう考えても色々な人と接する必要があります。私の理想は、役割に関係なくお互いが何でも言い合える環境を作ること。そのためには私自身が本音で接することが大事なんじゃないかと思い、思ったことは何でも口に出すようにしています。おそらく顔にも出ています。正直なところ内心とてもビクビクしてます。でも言わなくてもわかるだろうと思うことは怠慢。言わないとわからない、理解してもらえないことの方が圧倒的だと思って勇気を持って接するようにしています。
なんでもオープンにする
PMはプロジェクトのすべての工程に関わっていて、クライアントと接する機会も多いのですが、情報は何でもオープンにしたいなと思っています。今はslackやGoogle driveなど情報をオープンにするにはとても素晴らしい環境が整っています。欲しい情報はいつでもどこでも得られるようにしたいし、プロジェクトメンバーに隠すことって特にないんじゃないかと思っています。もちろん必要としている人に的確に情報を届けられることがベストだとは思っていますが、誰がどんな情報が必要かなんて正確に全部把握できません。プロジェクトメンバー内で情報の格差がある状態は誰も望んでいません。必要な人がいつでも情報を入手できるような状態を作っておくことが理想だと思っています。
ストレートにはっきりと
私自身、回りくどい言い方をされてもうまく理解できないことがあります。日本語しか話せない私が言うのも大変おこがましい話ですが、日本語って曖昧な表現がたくさんありますよね。きっとそれが文化として良いことだとはわかっているのですが、微妙なニュアンスや曖昧な表現って人によって捉え方に差異が生じる可能性があり、プロジェクトを進めていく上で弊害になることすらあります。そうはならないようにストレートにはっきりと物事を伝えることが良いコミュニケーションを生むと思っています。「ちょっとその言い方!」と笑われることも(苦笑)
お互いを信頼し尊重する
私たちはいろいろなバックグラウンドを持って一緒に仕事をしています。それぞれ価値観は違いますが、プロジェクトでは皆が同じ目的意識を持っています。時には意見がぶつかることもありますが、相手を信頼し尊重することで、その人の考え方や価値観から学ぶことは本当にたくさんあります。意見を言い合うことは相手を論破することが目的ではなく、同じ目的意識に向かって進むために考えの方向性を合わせていくことだと思っています。私は私であり、あなたはあなたである。一人の人間として自分を尊重し、相手のことも常に尊重しています。
まとめ
オフィスマネージャーが以前ブログで紹介していた、Tigerspikeのコアバリューに
We are open and straightforward.
というものがあります。
私はこの言葉が大好きです。良い関係性があるからこそ良いものが提供できます。
一つのプロジェクトにUXやTechが複数人入ることはありますが、PMは基本的に一人です。なので色々な人と接している割には孤独なところもあり、手探りで進めている時もあります。プロジェクトには必ず終わりがあり、同じ状況、メンバーで仕事することは二度とありません。関係性を良好にする方法に正解はないと思いますが、実践で試行錯誤しつつも関係が少しずつ良くなっていくことがやりがいの一つでもあったりします。
最後に
現在、PMも含め一緒に楽しく働いてくれる仲間を募集しています。詳細は弊社HPをご覧ください。ご応募お待ちしております。