2020年度EDP「WINNIN」Team熱いトマト
Introduction
私たちTeam熱いトマトは、さくらインターネットさんのサポートを受け “24時間稼働するデータセンターのオペレータにとっての健やかな「勤務生活」をデザインせよ” というテーマで、5名で活動を行い、WINNIN(ウィンーイン)というプロダクトを開発しました。
このWINNINは、重たいサーバをラックへ取り付ける作業を行っている、データセンターのオペレータさん向けの電動昇降機(リフター)です。既存のサーバリフターに比べ迅速で、かつ安全なサーバ取り付け作業を可能にします。
Promotion Video
Problem
この製品ができたきっかけは、とあるオペレータYさんへのインタビューでした。
オペレータさんは日々の業務で、1日に最低数回は、サーバをラックに取り付ける作業を行っているそうです。サーバの重さは20kg以上でとても重いので、普段は2人で持ち上げたり、リフターという上げ下げする機械を用いたりして取り付けます。
オペレータさんにとって大事な仕事は顧客のサーバを正常に運用することです。なのでトラブルへの対応(緊急対応)をいち早く行わなければなりません。 Yさんはリフターを使うと時間がかかるため、顧客からの緊急対応に支障が出てしまってはいけないという熱い使命感から、一人で自力で重いサーバを持ち上げてラックに取り付けていました。その結果、腰を痛めたことが何度もあったそうです。
なぜリフターを使うと時間がかかるのか。それは、サーバを載せた台車とリフターは同時には運べないためです。一度台車をサーバの取付場所まで持っていき、後でリフターを取りに行かなければならず時間がかかってしまうのです。
リフターを取りに行く時間は顧客対応に支障をきたすため、熱い使命感に燃えるオペレータのYさんは、腰に負担を掛けつつもサーバーの取り付けを行っているそうです。
Solution
そんな彼の熱い想いに応えるべく、我々はWINNINを開発しました!
How to Move
WINNINはサーバ運搬用の台車と連結させることができます。そのため、リフター移動の手間を省き、短時間での作業を可能にします。
サーバを載せる昇降台を縦にすることで、リフターを台車へ連結させ同時に運ぶことを可能にしました。
How to Lift
また、電動でサーバを昇降することにより、腰を痛めない安全なサーバ取り付け作業を可能にしました。
ウィンチでサーバを昇降させます。スイッチにより昇降の向きを切り替え、フットペダルを踏んでいる間、昇降台が動くという仕組みになっています。
How to Carry
さらに、サーバを立てて運ぶことで、狭い空間での作業が可能になりました。
従来の台車では狭いラック間での作業はスペースに余裕がありませんでした。しかし、WINNINを導入することでゆったりとした作業スペースを確保できるようになります。
Benefit
WINNINがあれば、Yさんは緊急対応に備えるために迅速に作業をするという顧客への熱い想いを、体に負担をかけることなくかなえることができます。
Voice of Users
このWINNINをオペレータさんに見せたところ、
「バンドで留めるだけで簡単に運べるのがいい」、「普段は二人でやっているので画期的なアイデアだと思う」といった高評価を頂きました。
一方で、「サーバラックの高さが場所によって違う」、「サーバが重たいので安全面が気になる」といった意見もいただきました。
Future Work
我々の今後の展望としては、オペレータさんからいただいたコメントを受け、「サーバの重さに耐えるように強度を向上させること」・「ラックの高さに可変的に対応できるようにすること」などを考えています。
我々、チーム熱いトマトは、これからも熱いさくらのオペレータを全力でサポートします!
熱いトマトの中身(Design Process)
では今から私たち熱いトマトの中身をお見せしましょう。
さくらインターネットさんがパートナーに決まり“24時間稼働するデータセンターのオペレータにとっての健やかな「勤務生活」をデザインせよ” がテーマになりました。
データセンターとは?オペレータとは?
そんなお題で始まったエンジニアリングデザインプロジェクトでしたが、そもそもデータセンターってどんなところか、オペレータって何をしているか全然わかりません。
最初にさくらのホームページやデータセンターについての紹介動画をいくつか教えてもらいましたが、そこにどんな問題が有るかは全く想像もつきませんでした。
初期のプロダクト
実は、WINNIN (ウィンーイン) は割と初期に原案が生まれていました。
さくらインターネットにはサーバを運ぶためにリフターがおいてあるのですが、データセンターの拠点によってはサーバルームの通路が狭くリフターが使えないという問題がありました。
サーバーを縦向きにおいて持ち上げたら狭いところでも持ち上げることができるのではないかと考えた私たちは狭いところに入って作業ができるリフターとしてWINNINの原案を考えました。オペレータの方の反応もよかったです。ちなみに、この時は、狭い通路でも使うことができるというコンセプトの製品アイディアでした。
迷走の始まり
ただ、まだまだ時間はあります。もっと良いプロダクトが作れるのではないかと思った私たちはサーバーを運ぶ以外の問題についてもインタビューをしていきました。
そうして迷走していったのです。インタビューを重ねましたが、なかなかコレというものが見つかりません。
お疲れガシャポン(迷走作品その1)
作成したのがお疲れガシャポン
オペレータさんはデータセンターを24時間稼働させるために夜勤や昼勤のシフトを交代して働いています。夜勤の際に眠くて辛いということで、眠気を感知して、眠気覚ましのグッズを出すプロダクトを考えましたが
仕事中に寝てると思われるというフィードバックをもらいました...
サンキューコイン(迷走作品その2)
次に考えたのがサンキューコイン
障害対応しても顧客からありがとうって言われることが少ないということで、頑張っている同僚にあげる事ができて、景品と交換することができる社内通貨のアイディアを考えました。
本来の問題と、ソリューションの繋がりがないというフィードバックをもらいました...
なかなかこれといったアイデアが思いつきません。
アイデアを考える上で難しかったのが、コロナの影響です。なかなか現地に行くこともできず、オンラインでのインタビューしかできなかったので、オペレータさんの発言と実際の様子の間の矛盾がわからなかったことです。
また、さくらはとてもいい会社のようで、オペレータさんからなかなか不満や問題点が出てこないということもありました。引き出せたとしても、夜勤がつらいとか、ありがとうと言われる機会が少ないといった、オペレータ特有の問題ではなかったり、タンジブルなプロダクトで解決するのが難しい問題であったりしました。
中間発表はユーザテストでも反応がよかったWINN INで行くしかないということで進めました。それしかありませんでした...
中間発表
中間発表では不合格の “No go” となってしましました。
先生たちからは「今の製品は既存のリフターをより便利にしているだけで、生活の問題を解決していない」、「そもそもインタビューで明らかにすべき勤務生活の解像度が低い」と言われました。
それができなかったんだよと思いつつ、代わりになるような方向性が見えない私たちは、とりあえずサーバをラックに取り付ける作業が生活に与えた影響についてインタビューを始めました。
生活の問題
インタビューをしていくと、実際にリフターを取りに行くと時間がかかるため、一人でサーバーを持ち上げて腰を痛め、1週間程度寝返りを打てなくなった経験のあるオペレータさんに出会いました。これこそ生活の問題だと思った私たちは、今のWINNINの製作を始めました。
最終プロダクト製作
新しいWINNINでは一番の押しポイントを「狭いところでも使える」から「台車と連結して動かせる」へと変更しました。今のリフターを台車と一緒に持っていくことができないというのが一人で運んでいる一番の理由だったからです。
そこからはもくもくとプロトタイプを作成しました、自分たちが手を動かして作成した大きいプロダクトが動いたときには達成感を感じました。
東工大TSUBAMEサーバルーム訪問
発表会の二日前、完成したプロダクトを東工大のスーパーコンピューターTSUBAMEのサーバルームに持っていき、写真や動画を撮ることができました。
やはり、サーバルームへプロダクトを持って行くとよく映えました。実際に現場に行くと、インタビューでは見えてこなかった点に気づくこともあり、実際に見ることも重要だと感じました。 (今年はコロナの影響で、このタイミングまで現場に行けなかったのです)
発表会当日
第一部:壇上発表
2/6の発表会は例年と異なり、オフラインとオンラインのハイブリッド開催でした。
前日の夜遅くまで、チーム一丸となって最終発表に向け準備したおかげもあり、当日は、緊張しつつも無事発表を終えることができました。聴衆のリアクションを直接聞くことはできませんでしたが、オンラインプラットフォームにはたくさんのコメントが寄せられていました。
発表者:ピッチ(森谷) 、デザインプロセス(三穂野)
第二部:ブース中継
発表後別室のブースに戻り、Zoom中継で、プロダクトの実演紹介とオンラインプラットフォームに寄せられたコメントへの回答を行いました。
実際にプロダクトが動く様子を皆さんに見てもらうことができ非常に良かったです。
各メンバーの振り返り
温 舒潔(ヤメイ)(東工大・融合理工学系)
入学する前にずっと期待していた授業なのですが、コロナでオフライン作業の機会がほとんどなくなってしまいました…オンラインミーティングを通して、課題やミッションはチームメンバーの協力でうまく解決しましたが、チームビルディングはうまくいかなかったと思いますーーもっと雑談してほしいですな!幸いに、discordというアプリを使うことで、realtimeに発表を突っ込んだり、先生と面白い話をしたり、個人の感想をシェアしたりすることが出来て、楽しかったです。普段の授業だったら、みんなの考えを聞くことと、自分の考えが聞いてもらうことはできないから、discordで皆様との距離が普段より縮んだかもしれません。
一方、そこでいろんな面白い人に出会いましたが、この特殊な時期で皆様とご飯を食べながらお喋りすることが全然できませんでした。結局、人の印象がdiscordのアイコンで決まっているということになったかもしれません…
このような残念な気持ちは、自分だけでなく、皆様も同じと思いますが、情熱をつぎ込んで、自分のチームのアイデアを実現させました。
本当にお疲れ様でした、と、ありがとうございました。
平木 克良(東工大・CBEC)
コロナ禍でのEDPで難しい部分も多かったです。対面での議論を行う機会、プロトタイピングの時間もかなり制限されていました。そんな中でも最後までたどり着けたのは、粘り強く取りくみ、いろんな壁やストレスに対してメンバーそれぞれがどこかでファインプレーをして乗り越えて来たんだな、と振り返って思っています。プロダクトは会心のアイディア!ということで決まったものではなかったですが、作ってゆくにつれて愛着が出てきて、最終的にはTSUBAMEのサーバルームにもなかなかフィットするじゃん!と思うに至りました(個人の意見です)。ものづくりはやっぱり良いですね。熱中できて単純に楽しいです。EDPはものづくりの楽しさと、意味有るものを見出すという厳しさを実感できる最高の場だったと思います。反省も沢山ありますが、悔いなく楽しい半年でした。ありがとうございました。
増田 奈生子(武蔵野美大(MAU)・工芸工業デザイン(IIC))
私は、グループワークを得意な方だと思っていたのですが、それは同じような考え方・境遇の人とするから楽しく円滑に進んでいたのだと分かりました。まず、使っている言葉がわからないし、私と東工大生の方で拘りたいポイントも違うし、そもそもの考え方が違いました。なので、いつものようにニュアンスでは自分の意見は汲み取って貰えないし、東工大生の考えていることを私はわかりませんでした。グループワークは、仲の良さが成功するための鍵だと思っていたので、ずっと敬語で雑談がないこのグループでは上手くいかないだろうと思って途中で投げ出したくなりましたが、最後には完成してプレゼンまで出来たので、よかったです。
三穂野 春彦(東工大・機械系)
今年のEDPの中で私が特に足りていなかったと感じていることは、オンラインでのインタビューの技術と序盤の情報収集能力です。今年はコロナの影響でインタビューをすべてオンラインで行いました。現地に赴いてのインタビューなら私たち自身が体験したり、現場を見て気になったところを聞いたりすることができますが、オンラインではインタビュー相手の経験や不満を聞くことしかできないため、情報が一面的になりやすいです。有益な情報を増やすためにはデータセンタの写真や動画を共有しながら質問するなどの工夫が必要でしたが、私は準備した質問をしたり相手の話で気になったことについて尋ねるだけで工夫が足りていませんでした。私がインタビューを担当する機会は多かったため、私の拙いインタビューで得る情報の少なさが、チームが出す有力なアイデア数の不足につながったと思います。また、コロナ禍だからこそもっと視野を広げてインタビュー以外の情報(ネットの動画や東工大のサーバールーム)を序盤から集めるべきだったと思います。
そのわりに、できたプロダクトには満足しています。「でかい」「がっしり」「動く」はロマンだなと思いました。集まってわちゃわちゃ手を動かして作るのも久しぶりで楽しかったです。有力なアイデアが少ない(というか1つしかない)からこそ逆に最終プロダクトに集中できたのかもしれません。
森谷 元喜(東工大・機械系)
このブログを書いてるのは僕なんですけど、書きながらこの半年を懐かしんでます。振り返ると、ほぼ毎日EDPのことを考えていたなぁ。久々にオフラインの活動ができてすごく楽しかったです。
でも、いろいろ苦労もしました。なかなかデータセンターのこともオペレータさんのことも理解できなかったです。途中まで自分たちのプロダクトに自信なんて持ってなかったですからね。うまくいく気がしなかったです。
それと、チームのメンバーのことも理解できなかったです。全然喋ってくれない、話を聞いてくれない。打ち解けるような感じもない。ミーティングしてても想像してたほどは楽しくなかったんですよね。他のチーム見てたら、和気あいあいとしゃべってたりして、いいなぁって思ってました。
しばらくして、どこかのタイミングで、「あ、共有できてないんだ」って気づきました。それぞれが思ってることとか、考えてることとか、何について喋っているのか、自分はどうしたいのか、そういった情報、全員分の情報をすべてちゃんと全員に共有しないといけない。だからチームビルディングも、デザインプロセスもうまくいかないんだって気づいたんですよね。まぁ、今回はちょっと遅かったです。今後に活かします。
もう一つ、これは誰もが言うことではあるんですけど、「雑でもいいからとりあえず作ってみる」ということ。これがすごい大事なんだと、実感しました。さんざん先生方に言われてたし、自分でもわかってたつもりだったんですけど、でも、もっと騙されたつもりで「作ってみる」をしていたら、と今になって思います。
メンバーへのコメント
To 温 舒潔(ヤメイ)
● From 平木 克良
イラストとても良かったです、オペレータさんにもプロダクトの意図が伝わっていたと思います。デモ動画編集もとても良かったです。”ウィーン♪”
● From 増田 奈生子
ヤメイさんが途中私の意見にのってくれて嬉しかったし、それまで東工大生4人vs私のように感じてたので気が楽になりました。絵がうまくてボドゲが好きで、美大生かと思いました。なのに、理系もできるって最強ですね。
● From 三穂野 春彦
EDPに限らず今年はヤメイさんとグループワークする機会が多かったですね。ヤメイさんの画力にはどこでも助けられました。最後のポスターや動画もかわいらしく仕上がっていたと思います。
● From 森谷 元喜
EDP始まる前から仲良かった(と個人的に思ってる)から、ヤメイがいてくれて精神的に助かったところが結構多かったかな。ミーティングしてるときに、「もう話す(議論する)のやめてモノ作りたい」って言ったの聞いて、確かにそうや思ったし、そんなこと言ってくれる人、大事やなって思った。あと、ポスターと動画、よかったよ。ありがとう。
To 平木 克良
● From 温 舒潔
社会人で、忙しいのにもかかわらず、学生に引けを取らない、行動力と熱意があります。ゼロから「WINNIN」の構造を考え始めたことにビックリするくらいすごいと思います。電気回路のところもデザインしてくださいました。精一杯頑張った平木さんの姿を見て、自分が役に立たないものだという恥ずかしさを感じてしまいました。
● From 増田 奈生子
お仕事と並行してこの授業を受けていて、かつ家庭もあるなんてとても大変なのに、積極的に参加していて凄いなと今振り返って思います。社会人で大学に行って学ぶなんてパッションがすごいです。ひらきさんのおかげで時間管理が学生あるあるのギリギリに詰める感じではなくなったのではないかなと思っています。
● From 三穂野 春彦
学生が見落としがちな勤務生活のポイント(休憩時間や腰痛など)の指摘は社会人学生ならではで、デザインするうえで助けになりました。最終プロダクト作成では、回路や電源など難しいところを平木さんの知識や立場で比較的スムーズに乗り切ったなあと思います。
● From 森谷 元喜
平木さんはいっつも元気で、パワフルで、時には誰も気づいてないようなことを意見してくれてさすがだなと思います。我が強いなって思うこともあったりしたんですけど、ちゃんと伝わった時には話を聞いてもらえて、納得してもらえるところもあって、よかったです。いいものを作ろうとしてる想いは一緒で、自分も熱意をもって接するとうまくいくんだと気づいたときはすごくうれしかったです。ありがとうございます。
To 増田 奈生子
● From 温 舒潔
EDPはちょうど増田さんの大学の忙しい時期と重なったと思います。それでも、増田さんが頑張ってサポートしてくださいました(増田さんの身体状況がすごく心配ですが)。授業の中間の時期くらいに、増田さんにポートフォリオを紹介していただきました。それは、先が見えずに、インタビューを繰り返していた状況に落ちていたチームの(少なくとも私)一息になって、鼓舞したと思います。
アートの考え方やデザイン思考も少し見えてきました。それと理工大の「衝突」がすごく面白かったです。
● From 平木 克良
プロダクトのアイディアをいっぱいだそうと言ってくれた時あたりから、行き詰まり感が打開されて行ったような感じがしました。チームでキーとなる重要なポイントだったと思います。
● From 三穂野 春彦
美術大学で数多くのプロダクト製作の経験のある増田さんならではのアイデアの出し方や伝え方を提案してもらいました。EDPの醍醐味だったかなと思います。めちゃくちゃ忙しいと思いますが、体に気を付けて!
● From 森谷 元喜
増田さんは、全然仲良くなれないなぁって苦労してた。せっかく面白いアイデアとか出してくれるのに、ミーティングの時もなかなか喋らへんし、正直やる気あんのかな?って疑問に思ってた。でも、増田さんは、東工大生が話してる内容がわからなかったり、そもそも考え方が違ったり、EDP以外の活動で忙しかったり、と理由があって。そういうことを早く聞けばよかったな、EDPと関係ない話をいっぱいすればよかったなって思う。途中から雑談とかするようになって楽しかった。厳しい環境で一緒にやってこれてよかったと思う。ありがとう。
To 三穂野 春彦
● From 温 舒潔
いつも繊細なところに問題点を発見してくださいました。いつも率直に自分の考えを言い、チームの議論を深めることができました。デザインプロセスへの重視で、最後の「WINNIN」の裏のデザインロジックを物凄く綺麗にまとめていただきました。PVの主人公役と会計係もお疲れ様でした!
● From 平木 克良
いつも冷静に議論をしてくれた感じがして良い方向に落ち着いていったと思います。インタビューから製作・デモ動画撮影まで着実に物事を進めてくれたので助かりました。ありがとうございます!
● From 増田 奈生子
ザ・理系大学生って感じで私が普通に生活してたら出会わない人だと思うので感動しました。私とやりにくかったと思いますが、最後までキレずに作業をしてくれてありがとうございます。いつもチェックシャツでそこも良かったです。どこで買ってて家に何枚あって何を拘って服を買ってるのか最後まで気になって聞けませんでした。
● From 森谷 元喜
三穂野くんは、とても真面目で、しょうもない話とかをもっとできたらよかったね。ミーティングもインタビューもプロダクト製作も積極的に参加して、意見も言って、おかげでチーム活動が停滞しなかったと思う。集中するタイプなのかな、周りが見えてないなって思う時があったように思うけど、でも、いいところでもあって、真面目に真剣に取り組んでるところを見ると自分も頑張らなあかんなってなった。ありがとう。
To 森谷 元喜
● From 温 舒潔
この半年間いつも進歩をコントロールしていただき大変ありがとうございます。お前がいなければ、恐らくチームはいつも迷走にハマるかもしれません。議論する時も、司会のような役割で流れをコントロールし、結論にまとめ、大事なメモをとっていただきました。ディスコードとかも対応がいつも速くて、「24時間勤務している」ようです。ものすごく心強いです。
● From 平木 克良
いつもいいタイミングでチームを引っ張ってくれてありがとうございました。いろんな事に気を使ってもらって助かりました。CAD動画を見たときからプロダクトに愛着が出てきました。
● From 増田 奈生子
私に気にかけて声を沢山かけてくれてありがとうございます。もりたにさんのおかげで意見を言えたシーンが沢山ありました。いつでも返信や対応が速くてとても助かりました。もりたにさんがいなかったら私は途中で完全にフェードアウトしていたと思います。私への対応、大変だったと思いますがありがとうございます。
● From 三穂野 春彦
メンターさんとのやり取りやプロダクト作成など能動的にどんどん進めてもらって助かりました。いつの間にかできてる!ってことがしょっちゅうありました。森谷さんのやる気に引っ張られて、EDPのりきったなと思います。
メンターの方へ
最後に、さくらインターネットのKimmyさん、甘糟さん、瀧本さん、我々Team熱いトマトを半年間応援していただきありがとうございます。インタビューやユーザーテストの調整をしていただき、また、我々の活動内容にアドバイスをしていただきました。個人的には、最終発表の直前に「今まで本当によく頑張ったと思います」と言ってもらえた時、半年間頑張ってよかったな、と泣きそうになりました。本当にありがとうございました。(チームを代表して森谷より)