ラディカリーデジタル
物理的な接触の無い完全にデジタルな世界で、ユーザーを巻き込み、力を与えるには
こちらはustwoのRadically Digitalを翻訳したものです。
新型コロナウィルスの影響により、世界はすっかりデジタルに変容しました — —
最初のコロナショックは通り過ぎたものの依然として制限が残る中、まだ「トリアージモード」で生き残ろうとしている組織はそろそろ考えを切り替える時期にきているでしょう。この先は単純にオンラインに適応するだけではなく、オンラインの世界で創造ができるようになる必要があります。
必要な部分をオンラインにしただけで、シームレスでも効率的でもなかったサービスを、よりシンプルなものに作り替える必要があります。応急処置ではなく、長続きするサービスやプロダクト開発に注力しなければなりません。
現在の状況が懐かしい記憶に変わる頃、私たちが住んでいるのは「ラディカリーデジタル(徹底的にデジタル)」な世界である可能性が高いです。
“それは単なる技術の変革よりもはるかに多くのことを意味します。徹底的にデジタルなソリューションを可能にするには、私たちの行動や文化を包括的に変える必要があるのです。“ — ustwo CEO Carsten, 「ラディカリーデジタル」とは何か
人間とともにはじめよう
徹底的にデジタルなソリューションを作るには、それを使う人たちのことを理解しなければなりません。パンデミックは停滞していた既存の文化に疑問を投げかけ、こんな状況にならなければ何年も変わらなかったであろう私たちの行動様式を急激に変化させました。
「ラディカリーデジタル」なソリューションをデザインする時、いつも自分自身に確認し続けるべき問いがあります:完全にデジタルになった世界でなお、人を巻き込み、人同士の強い繋がりを保つにはどうすれば良いか?物理的な接触が無くなるとはいえ、人間の心まで無くなってしまうわけではないのです。
新しい文脈:挑戦と機会
ustwoはもともとリモートチームで仕事をすることに慣れていて、環境も整っています。それでも、プロダクトやサービスをデザインする際にこれまでやってきた手法を、リモート仕様にあてはめ直す必要がありました。新しい環境で、どのように効率的に仕事を進めるのかを徹底的に考えることが重要です。
これまで何年もかけて築いてきたデジタルファーストのマインドセットは、もはや私たちのDNAの一部になっています。分散したチームでの作業に経験を積み、とてもうまくいっています。リモートで仕事を進める上でのお役立ちリソースをまとめました:ustwo at home
オンラインだろうがオフラインだろうが、一番大切なのはあなたが育てるカルチャーと環境です。 — ustwoデリバリートランスフォメーションディレクター Collin
ustwoがお手伝いできること
今、多くの企業の目の前に難問が立ちはだかっています。そんな中、私たちがお手伝いできることの例にはこういったものがあります:
- 物理的な接触が無くなった世界で、人々を巻き込んだり関係を作り上げる方法を考える。
- ソーシャルディスタンスを保ちながら顧客を獲得する方法を考える。
- ローカルコミュニティに根ざしたビジネスを促進する。
- 未来に適合した遠隔医療体験をデザインし、実現する。
- リモートツールで人々のモチベーションをあげ、行動の変化を促す。
- 新しいデジタルネイティブなプロダクトやサービスをマーケットでテストする。
私たちは長年の経験に基づく知識、かつ新たな視点で難問にアプローチする事ができます。みなさんを取り巻く状況、優先事項を参考にしながら、以下のような取り組みができます:
- リーダーであるみなさんとワークショップを行い、カスタマー中心の働き方への変革を支援する。
- 社内チームのデジタル能力を伸ばし、将来成長できるよう形のある資産を作る。
- 今すぐにできること、または将来可能になるエリアを見つけるワークショップを行う。
- ビジネスケースを練り上げ、将来にむけての成長にどう活かすかを考える。
ラディカリーデジタルに関して、さらに詳しいケーススタディなどはこちらをご覧ください。(英文サイト)
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