LAPRAS CTOが採用担当になる-5週目

showwin (Shogo Ito)
5 min readFeb 21, 2020

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こんにちは LAPRAS CTO の showwin です。

LAPRAS CTOが採用担当になる-1週目
LAPRAS CTOが採用担当になる-2週目
LAPRAS CTOが採用担当になる-3週目
LAPRAS CTOが採用担当になる-4週目

の記事に続いて5週目です。

5週目のこの記事では LAPRAS SCOUT の使い方 - 初級者編、今週やったことを書いていきます。

LAPRAS SCOUTの使い方 - 初級者編

今週は自社サービスの LAPRAS SCOUT を使って採用活動をしていたので、ついにその使い方を説明してみたいと思います!来週は上級者編を書きます。

LAPRAS SCOUTとは

そもそも、LAPRAS SCOUT はなんやねん?というところからですが、ハイレベルのエンジニアの採用を得意とするダイレクトリクルーティングのサービスになります。他の採用サービスとの一番大きな違いは、転職者のデータベースをネット上のデータをクロールしていくことによって作成していることです。

一般的な採用サービスであれば、転職を考えている候補者がそのサービスに登録して自分のプロフィールを記入して、企業の人事はその情報を見ながらスカウトを送ります。LAPRAS SCOUT の場合にはGitHubやQiita、Connpassなどエンジニアがよく使うSNSをクロールしてそこから名寄せして候補者のプロフィールを組み立てており、その情報を見ながらスカウトを送っていきます。そのため他のサービスと比べると候補者の数が多く、2020年2月時点で140万人ほどのデータを保有しています。

また、LAPRAS SCOUT にも lapras.com (以下、LAPRAS)というエンジニアが自分のポートフォリオを見ることができるサービスがあり、LAPRAS SCOUTで自分がどう見られているのか確認できますし、自分の転職意欲や今後やっていきたいことを記入することができます。自分のプロフィールも公開することができ、私のページは https://lapras.com/public/YOTRM10 です。(人事の方は LAPRAS SCOUT でこのような候補者ページを見てスカウトを打つことになります)

LAPRAS SCOUT初心者向けの効率良い使い方

先程説明した特徴もあり、LAPRAS SCOUT は使い慣れるまでに少しハードルが高いツールになっています。特に、オプトインしていないユーザに対していきなりスカウトメールを送ることになるので、失礼のないように丁寧にパーソナライズしたメールを送るところで苦労しているお客さんが多いように感じています。

私がおすすめするのはまずは LAPRAS に登録しているユーザに絞って検索をかけて、声をかけていく方法です。

LAPRAS登録ユーザのみに絞っての検索

転職意欲がない方を除くと良いでしょう。また「やりたいこと、興味のある仕事・分野」を記入している人のみに絞ることもできるので、母集団が減り過ぎなければそのフィルターも有効にすると良いです。

この条件で検索すると、転職も視野に入れていて、今後何をやっていきたいのか明らかになっている方たちが出てくるので、既存の採用媒体でスカウトを打つのとほとんど同じ方法で進めていくことができます。

そのようにして探した候補者に対してアプローチする方法が2つあります。1つはスカウトメールを送ること、もう1つは興味通知を送ることです。

候補者を管理するタレントプールから興味通知の設定ができます

LAPRAS 登録者に対して興味通知を送ると、受け取った側はLAPRASにてその通知を確認することができ、「興味あり」「興味なし」「わからない」の3択でリアクションをすることができます。まずは良いと思った候補者に興味通知を送り、興味ありわからない と返事をくれた候補者に対してスカウトメールを打っていくのが一番ハードルが低い運用方法だと思います。

しかし、興味通知では候補者に対して、興味があることと、会社の情報(最大550文字)しか伝えることができないので、なぜあなたに興味を持ったのかを伝えることはできません。会社の良さを伝えれば本当は興味を持ってもらえた候補者も逃してしまっている可能性があります。ここから先リーチしていく候補者の幅を広げていくためには、どこに魅力を感じて声をかけたのか丁寧にスカウトメールを執筆していく必要があります。この話は来週の上級編で書きます。

今週やったこと

今週の振り返りをメモ程度に。

  • スカウト23通 (1日3通目標 + 8件)
  • カジュアル面談1件

先週送ったスカウトになぜかあまり返信が来ずに今週は面談数が少なかった。「オンラインMTGでも〜」という案内はしていなかったのでコロナの影響もあったりするのだろうか。今週送っているスカウトはそれを考慮していてそこそこ返信を頂いている。

細々と開発しているChrome Extensionは公開できるレベルに来たので公開しようと思ったのだが、開発者アカウントのBAN復帰申請は拒否されメインのGoogleアカウントでは公開が叶わなかった… サブ垢で公開するしかない。(そんなに悪いことしたかな…ブラウザの右下に小さな枠を出してそこで仕事しているフリしてこっそりYouTubeを見れるExtensionを5年前ぐらいに出したんだけどそれがまずかったみたい)

先週のスカウト返信率が低かったので今週は少し落ち込み気味だった。
来週はもっと元気出していくぞ!!
今週は50点。

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showwin (Shogo Ito)

oVice, Inc. Lead SRE / 仕事に関する話はMediumに書いていく