Homepage
Open in app
Sign in
Get started
雨は止まない -雨の国の物語-
1年中雨が降っている国の物語
Follow
筑田 周一
Dec 21, 2016
走れ!新聞部!14リスタート
雨が続くと言うことは、梅雨に入ったと言うことか。でも気象庁からは梅雨入りの宣言は出ていないらしい。雨が降ると緑の匂いがする気がする。降り始めは、地表のホコリとかが舞い上がって、ホコリっぽい匂いだけれど、それが落ち着くと木の葉の匂いとか、普段しな匂いが強つなる。…
おーい、環。
Read more…
筑田 周一
Dec 21, 2016
走れ!新聞部!13アドレナリン
ここは? 真っ暗で何も見えない。
環はぼんやりと考える。体は動かない。どこかに座っている。
センターサスに明かりが入る。藍ちゃんが倒れている。
舞台?
藍ちゃんの周りを三人が囲んでいる。報道委員会のメンバーだ。
「期待はずれ。」
「屈辱の最下位。」…
Read more…
筑田 周一
Dec 21, 2016
走れ!新聞部!12100×4リレー
藍がここまでやるとは正直びっくりだ。 この季節に雪が降るとか、魚が降ってくるとか。天変地異が起こるんじゃなかろうか。
そう思っていたら、なんだか曇ってきたし。
「100メートルの準決勝まで行くなんて、快挙よ。」
隣で清花も興奮している。…
ウォーミングアップが始まる。
Read more…
Latest
走れ!新聞部!11前日の放課後
友情ってなんだろう。環は考える。 藍ちゃんとは、前世は双子だったんじゃないかと思うくらい息がぴったり合っていた。 過去形で考える自分が悲しい。…
筑田 周一
Dec 20, 2016
走れ!新聞部!10悪魔のささやき
これは夢だろうか。環は思った。今目の前でにこやかに笑っているこの人は、「新聞部を廃部にする」と言っていた張本人だよね。…
筑田 周一
Dec 20, 2016
走れ!新聞部9報道委員長の憤激
「これは一体どういうこと?」…
筑田 周一
Dec 19, 2016
走れ!新聞部8ボクの陸上部体験
あ、どうも、相川藍です。 ボクわ、文章を書くのが、苦手です。 だから、いつもわ、あんまり、書きません。 でも、今回わ、書きます。 なぜか。部長に、命令されたからです。
筑田 周一
Dec 19, 2016
走れ!新聞部!7密着!
高田千明のモットーは「努力は人を裏切らない」だ。中学3年間、ひたすら陸上短距離に心血を注いできた。だからと言って勉学を疎かにしたりはしない。彼女には目指す未来があるからだ。東京オリンピックを迎える2020年、千明は大学一年生になっているはずだ。19歳で迎える自国でのオリンピック。…
筑田 周一
Dec 18, 2016
走れ!新聞部!6報道委員長の憂鬱
放課後の教室。居残りは禁止されている。教室にいるためには、教室の利用許可を申請し、いちいち許可を取らないといけない。 それが奈央には腹立たしい。なぜなら、毎日毎日、空き教室を探すところから始めないといけないからだ。まるでジプシーじゃないの、と彼女は思う。…
筑田 周一
Dec 18, 2016
走れ!新聞部!5奪われた特ダネ
連休明けの月曜日。 何だかいつもよりも早く目が覚めた。昨日の興奮をどうやったらみんなに上手に伝えることができるだろう。 藍ちゃんや先輩たちと一刻も早く相談して、新聞を発行したい。 朝食を書き込むようにして済ませると、学校に向かった。今日も五月晴れ。…
筑田 周一
Dec 16, 2016
走れ!新聞部4連休最後の日。陸上競技大会
連休も今日が最後。 絶好の行楽日和。五月晴れとはこういうお天気のことを言うんだろうなあ。雲ひとつないや。 こんな日には、ネズミーランドとかシーとか出かける人も多いんだろうなあ。別に羨ましくないけど。…
筑田 周一
Dec 16, 2016
走れ!新聞部!3お好み焼き屋の会合
鉄板の上に溶いた小麦粉を薄く丸く広げる。クレープみたいに。…
筑田 周一
Dec 16, 2016
走れ!新聞部!2報道委員会の要求
新聞部の部室の入り口に、小柄な女子生徒が立っている。 ショートボブにフチなしのメガネ。…
筑田 周一
Dec 16, 2016
About 雨は止まない -雨の国の物語-
Latest Stories
Archive
About Medium
Terms
Privacy
Teams