独立したときに、PR代行じゃなく、組織に根付かせることを事業にしようと決めました。つまり、根付いたり、ちゃんと伝わったら、私自身は不要になるわけです。それが組織にとっても、私にとってもハッピーと考えていました。
2017年になりました。仕事はじめということで年始の決意を少々。2017年やることは3つです。
昨年9月に2期目となり、すでにやることはまとめて発信していますが改めて。PRの会社をやっています〜、と言うと、世の中の素敵なサービスや会社を広めるお手伝いをしているんですね!と理解されることが多いのですが、そこにはあまり魅力も意義も感じません。
2期目に入りました。
広報のコンサル事業を1年やってみて、ビジョンの話、領域を絞ろうと思った話は以前書いたとおり。
「広報とは、どんな仕事ですか?」
昨年、あるインタビューで最初に問われた質問です。仕事を楽しんでいる人に、『その仕事はどんな仕事なのか?』を問うインタビューだったので、問われて当然な問い。それにも関わらず、いざ改めて聞かれると自分の言葉で解にするのに、悩みました。
wikipedia によると・・・
広報(こうほう)とは、企業だけでなく行政や各種団体の活動内容や商品などの情報発信を行う業務、またはその担当…
2015年9月に会社を設立してまもなく1年。個人的には、創業ゼロ期と捉えていました。
10年勤めたカヤックを出て、面白法人の枠組を取り払って、何ができるのか、何がしたいのか。個性の強い会社でずっと広報をしていたわけなので、私自身の考え方も成長も、少なからず会社の理念や指針、成長と共にあったところもあり、そこから分離していく期間は必要でした。
この1ヶ月ほどで、何度か同じ悩みの相談を受けました。
「社内で広報が認めてもらえないんです」
「社内から情報が入ってこないんです」
「社内に信頼してもらえない」
時同じくして、先日参加したイベントでもこの類の質問が出ていました。せっかく考える機会をいただいたので、私なりに現時点の解をまとめておこうかと。