ブロックチェーンエンジニア集中講座参加者インタビュー

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HashHub

8 min readFeb 4, 2019

HashHubでは毎週日曜日に2ヶ月集中して学習をするブロックチェーンエンジニア集中講座をフレセッツと共同で運営しています。詳しくはこちらをご確認ください。

ブロックチェーンエンジニア集中講座：https://www.blockchain-edu.jp/

＜過去参加レポート＞

week1 ~ブロックチェーンの仕組みと概要~：参加レポート

week2 ~ビットコイン基礎編~：参加レポート

week3 ~ビットコイン応用編~ ：参加レポート

week4 ~ビットコイン実践編~ ：参加レポート

week5 ~Ethereum基礎編~ ：参加レポート

week6 ~Ethereum応用編~ ：参加レポート

week7 ~Ethereum実践編~ ：参加レポート

week8~Ethereum挑戦編~：参加レポート

week9 ~特別講義~：参加レポート

「ブロックチェーンエンジニア集中講座」は、第1期が2018年12月からスタートし2ヶ月間でブロックチェーンエンジニアに育成する事を目的としています。各週の参加レポートも投稿しているので、是非確認して下さい。
今回はその「ブロックチェーンエンジニア集中講座」の参加者にインタビューをしました。参加する前や実際に参加してわかった事、これから学んだ事をどういう風に生かしていくのかを聞いてみました。

ーー自己紹介をお願いします。

大塚大輔です。通信系エンジニアです。会社では、通信ケーブルを引いたりサーバーの故障を修理していて、プログラムは書けなかったです。

ーーどうして今回の講座に参加したのか教えて下さい。

以前からHashHubで開催されているイベントに何回か参加していて、良い雰囲気の場所だなと思っていました。その場所で、本格的にブロックチェーンを学べる講座が開設される事を知り、参加しようと決めました。

ーーいつ頃からブロックチェーンを知りましたか？

一番最初にBitcoinを知ったのは、マウントゴックスが破綻する前の2014年あたりです。ダークウェブで使用されている時に見つけました。本格的にブロックチェーンにのめり込んだのは、2018年の1月頃からです。

ーーのめり込んでからどういう風にブロックチェーンを学習されましたか？

Webで調べたり書籍を読んでいて、コードは書いていませんでした。仕組みを知り、今いる業界にも沢山応用出来そうだなと思っていました。

ーーその時に読んだ本で、わかりやすかった書籍は何ですか？

いちばんやさしいブロックチェーンの教本という書籍がわかりやすかったです。Mastering Bitcoinが良いと前から聞いていたんですけど、その当時はあまり理解出来なかったです。ですが、講座に参加して自分1人でMastering Bitcoinを読めるようになりました。以前だと難しいからとページをすぐ閉じていましたが、講座で実際に手を動かしながら一つ一つの技術を理解したので、書籍に書いてある内容が当たり前のようにわかるし、何が要点かもわかるようになりました。

ーー講座の中でECサイトを作成したと思いますが、苦労された点があれば教えて下さい。

普段プログラムを書かないので、物凄く苦労しました。なので、お正月の時間がある時に集中して取り組みました。テキストに書かれてない実装に関しては、講義の中での説明を自分の解釈で表現してみました。その際にWebで検索しながら実装する時に苦労しました。

ーーその実装で得た収穫は大きかったですか？

とても大きかったです。プログラムを普段書かないですが、今回の実装で得た知識を仕事で応用してみました。ブロックチェーンは関係ないですが、サーバー上でのプログラムを作る事が出来ました。職場の人からの褒め言葉はすごく嬉しかったです。

ーー講座の中で、沢山実装をしましたが一番面白かったものはどれですか？

トークンを作る事が面白かったです。他のプラットフォームでは発行した事がありましたが、どうしても手数料やテストネットの準備が大変そうだったので、ERC20トークンを発行した事が無かったんです。有名なERC20トークンを発行できた時は楽しかったです。

ーー講座参加前に想像していたことと、実際に受けてみてのギャップはありますか？

参加してみてわかったのは講師の方が、意外とTwitterで有名なんですねという事です。
後は本格的な人から受けると違うなという事です。

ーー講座の雰囲気はどうでしたか？自分としては参加者同士の勉強会や、交流会をもっとやっておけば良かったなと後悔しています。このような点に関してはどうでしょうか。

確かにもっとあっても良かったかもしれませんが、皆さんと色々お話できて良かったなと思っています。

ーー講座が終わった後も月に1回受講者同士で勉強会をしようという話も出ています。こちらは、どんな内容だったら参加してみたいですか？

テーマに関してはそこまでこだわりはありません。それよりもみんなで集まってわいわいできるのが一番いいかなと思っています。

ーー1番印象に残っていることはありますか？

技術的な基礎をちゃん理解している人から教わったので、ちゃんとした資料を読めるようになりました。順序よく読み進めてMatring Bitcoinを読み終わった時に、1番後ろに「難しくて理解できないところもあったでしょうけど、読んでいただいてありがとうございます」というような記載がありました。その時に、「いや、ちゃんとわかったよ」となった時は、参加して良かったと思いました。これも講座と日向さんのおかげです。

ーー今後はどのようにブロックチェーンに関わっていきたいですか？

今の仕事はやりながら、色々面白い、ネタとして笑えるサービスを個人で作っていきたいなと思っています。まずは変な用途に使えるトークンを実験的に発行して、色々やってみようかなと思っています。

ーーこれから参加する方に向けて何かアドバイスなどがあればお願いします。

学習するのは時間がかかって大変なところもありますが、本気で取り組めば大きな成果が得られます。なので本気で取り組んでもらえれば、エンジニアとしてある程度しっかりしたレベルまで到達できるんじゃないかと思います。

まとめ

講座に参加する前はプログラミング経験が無かった大塚さんでしたが、講座の内容や講師を含むメンター陣のサポートがあったからこそ、自分はここまで成長できたと自信に満ち溢れた様子でした。更にその自信は参加者コミュニティに良い影響を与えていると感じています。

また、大塚さんのように講座以外でも実際に手を動かし学習し続けられる人が近くにいるという事も、この講座ならではの良さだと思いました。インタビューアーは大塚さんでしたが、他の参加者も完成物や情報を共有したりなど活発的なコミュニティでした。
講座は終了しましたが引き続き定期的に勉強会を開催し、その様子を発信していくので是非確認して下さい。