ブロックチェーン エンジニア集中講座 week4 ~Bitcoin実践編~ 参加レポート

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5 min readDec 24, 2018

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ブロックチェーンエンジニア集中講座:https://www.blockchain-edu.jp/

<参加レポート>

week1 ~ブロックチェーンの仕組みと概要~:参加レポート

week2 ~ビットコイン基礎編~:参加レポート

week3 ~ビットコイン応用編~ :参加レポート

week5 ~Ethereum基礎編~ :参加レポート

week6 ~Ethereum応用編~ :参加レポート

week7 ~Ethereum実践編~ :参加レポート

week8 ~Ethereum挑戦編~ :参加レポート

week9 ~特別講義~:参加レポート

講義開始

今回はBitcoin(テストネット)で入金を受け付けるECサイトを作ってみます。今までのエンジニア講座で学んだことを踏まえて、実利用ができるサービスを作成していきます。また講義時間はあまりなく、ほとんどがハンズオンの時間になり、説明は今までメンターとして参加していた小野純太さんが説明しました。

今回のECサイトの簡単な構造は以下の通りです。

  • Cold Wallet
  • Webサーバー
  • フロントエンド(カリキュラムとして完成品を用意済み)

また今回ECサイトに組み込むウォレットの機能は以下の通りです。

1.購入(注文)ごとに公開鍵、マルチシグアドレスを作成する
2. 秘密鍵はサーバー上では管理しない
3. 支払い額を指定するインボイスを作成する(BIP21)
4. 入金を監視し、入金されたら通知をする(その後の商品発送は省略する)

必要なwebサバーやフロント画面はすでに講師陣が作成しており、実際に受講者が手を動かしていくのはCold Walletの作成やビットコインアドレスをQRコードで表示し、テストネットで送金などを行えるようにすることです。

Could Walletに必要なmnemonic seedなどは前回の講義で説明したため、今回は実際にコードを書いて実践していきます。またそこから拡張公開鍵、秘密鍵などを生成していきます。ここではそれらの流れを説明し、その後後は実際に受講者が手を動かしてやって見るということをしてみました。

ただしいざやって見ると受講者の手が重い!流れはわかったけど一体どうやって書けばいいの?という方やそもそも何をすればいいのかさっぱりわからないという方も多くいました。

そこでそのような方たちのために急遽講師が補講を行いました。一つのテーブルに集まってマンツーマン形式で教えるという形になりました。

最後まで完全にできた方は1、2人ぐらいでした。それでも終始受講者同士で教えあったり、メンターに聞くなどして何とか作りあげていました。

ちなみに次の日に受講者同士で自主的に集まって勉強していました。こうやって参加者同士で繋がりができるのは対面形式の講座ならではだなと思いました。

まとめ

今回はこれまでの総仕上げということで、新しい知識の説明などはありませんでしたが、エンジニア力がかなり試される回でした。そのため全くコードを書いたことがない人にとってはかなり厳しい回だったのではないかなと思います。それでも今までの知識で一通り動くECサイトを作れることが示されたのは大きいのかなと思います。

次回は年明けになり、題材もEthereumとなりますが付いていけるようにしっかり頑張っていきたいと思います。

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