ブロックチェーン エンジニア集中講座 week7 ~Ethereum実践編~ 参加レポート

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5 min readJan 21, 2019

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<過去参加レポート>

week1 ~ブロックチェーンの仕組みと概要~:参加レポート

week2 ~ビットコイン基礎編~:参加レポート

week3 ~ビットコイン応用編~ :参加レポート

week4 ~ビットコイン実践編~ :参加レポート

week5 ~Ethereum基礎編~ :参加レポート

week6 ~Ethereum応用編~ :参加レポート

week8 ~Ethereum挑戦編~ :参加レポート

week9 ~特別講義~:参加レポート

講義開始

前回はSolidityについて学び,簡単なICOコントラクトを作成しました。今回はdAppsを作成してみます。作成するのは「じゃんけんdApps(2人での分散じゃんけん)」と「DEX(NFD(Non Fungible TokenがトレードできるDex)」の二つです。本講義はEthereum編からメンターとして参加していただいている、木澤さんがメイン講師として説明します。

最初にdAppsの簡単な説明が行われました。dApps􏰁decentralizedなP2Pネットワーク上で動作するアプリケーションで、centralizedなサーバー上で動作するアプリケーションとは対照的に言われます。(つまりブロックチェーンに限らず、BitTorrent, Torなど􏰂上で動作すれば􏰃全てdAppsと言えるでしょう。)

この講義のdAppsは􏰁ブロックチェーンdAppsを考えると説明されました。dAppsの例としてwebが挙げられました。

従来􏰂webサイト : Front End → API → Database
dApps webサイト : Front End → Smart Contract → Blockchain

このような例を元にdAppsが満たす条件は

  1. オープンソースである
  2. アプリのデータとレコードは暗号化してブロックチェーンに保存する
  3. 暗号通貨を使う
  4. アプリ内でトークンを生成する

となるようです。

次はDEXです。DEXは従来の暗号通貨取引所と違ってEthereumを使ってdecentralizedに暗号通貨を交換できるものです。例としては「EtherDelta」を挙げられました。これは312行のコードで出来ているため、非常に参考になるとのことでした。

ここまでdAppsとDEXが何なのかを説明した後、今回作成するじゃんけんdAppsとDEXについてコードを見ながら解説していきます。まずdAppsの流れは以下のようになります。

ポイントは「それぞれ出した手をどうやって秘匿するか」「ゲームの途中離脱を許さない」ということです。このようなものをどうやって作成するか、Gas代を節約しながら動かすかをの説明を行われました。

今回作成するNFD(Non Fungible Token)がトレードできるDEXの全体像も、コードを見ながら説明されました。

これで本日の講義が終了し、受講者がコードを書いたり演習問題を解く時間になりました。

まとめ

今回はdAppsとDEXを自分で構築してみました。二つはともなんとなく難しそうと思っていましたが、コードとして書き起こしてみると、意外と少ないコード量で作れるんだなと思いました。特にDEXが300行足らずで動かせるのは非常に驚きでした。しかしアップデートも早く、環境によってテキスト通りいかないという方もいて大変そうでした。しかし、そんな時はメンターが丁寧に補助することで何とかやりきっていました。いよいよ残すところ特別講義含めて2回。頑張っていきたいと思います!

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