僕のために戦ってくれた人たちへ

ケンです。自分のために戦ってくれているんだけど、なぜか複雑な気持ちになる。そんな物語です。

ケンです。芸術と商いは、相反するようでいて、離れられない宿命で結びつけられているような気がしてなりません。

画家の絵の価値は誰が決めるのか？

謙です。アイドルを馬鹿にしていたバンドマンが、アイドルのステージに立ってしまって見たものは？

アイドルが見ている景色

景色の美しさを伝える方法

ケンです。街に1本ある、すごく高い特別な木。その木のてっぺんから見た景色を、友人の恭祐に伝えようとする健司ですが……。

謙です。武史くんの答案の裏に塗りつぶされた箇所が……。

塗りつぶされた答案の文字

テストの採点をしていて、武史くんの答案で手が止まった。

ケンです。コンビニでバイトをする『僕』が見た万引きの現行犯。彼女を助けるつもりで、代わりに支払ったものの……。

万引き犯の彼女と僕の関係

テントを恐れる

ケンです。たかがテント。されどテント。

妻は、目の前の焚き火よりも、向こうのテントばかりを見ていた。

給食の決闘

ケンです。男子しか参加しない『余った牛乳の取り合いじゃんけん』にたったひとり女子が手を上げた。その目的とは？

お百度参りが叶うとき

ケンです。「妻とまだ暮らしたい」とお百度参りをする老人に何が起こるのか……。

老人は危篤の妻を病院に残し、地元の神社に向かった。

謙です。ヘッドホンやイヤホンって凄く個人的な道具だと思うんです。だから人のヘッドホンを借りると、どこかソワソワする。そういう感覚ありませんか？

ひとりになるためのヘッドホンがつなぐもの