小さい頃からSFの映画やストーリーが好きだった。大学生のときに観た攻殻機動隊に感化されて、大学の専門外のことを勉強した(大学では酵素をあつかう研究室だった)。
専攻を変えるわけでもなく、技術系の就職をするわけでもなく、いまは子どもから大人までを対象としたヒューマン・サービスを提供する会社でサービスの開発と研究をしている。
「つながる・つながり」ということばからどんなイメージをするだろうか。SNSが日常的なコミュニケーションツールになってきている現代では、その動詞が意味する象徴は、他者とのオンライン上の結びつき機能のことかもしれない。あるいは、「つながりの社会性」まで包含しているときもあるだろう。
ビジネスの場面において,よく「仮説思考」って聞きます.
有名なビジネス書で安宅和人さんの「イシューからはじめよ」という書籍がある(学生時代から社会人になりたてのときまでだいぶお世話になっている)が,要は「何か問題解決に臨むときに,仮の結論(=仮説)を見立てておき,その仮説を検証する方向性で解決に取り組む」ということ.
いきなりですが、
「人間と機械をそれぞれ定義してください」
と言われたらなんて答えますか?
人間と機械の共通点、相違点はなんでしょう。人間を人間たらしめているもの、機械を機械たらしめているものはなんでしょう。
ものごとを見つめる視座は単一であるよりも複数のほうが良い.そのほうが新たな発見があったり解釈を与えてくれたりするからだ.
生命を定義するときによく引き合いに出されることは「自己複製・自己修復」などの遺伝子に依拠するシステムを有しているか否かだけれども,果たしてほんとうにそうなのか.別の見つめ方・捉え方はないのか.
今回は,アンドロイド(Androidでなく.)の研究をしている石黒浩先生と,人工生命の研究をしている池上高志先生の共著,「人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか」を読んだ.