Neurodiversity 神経学的多様性
ニューロダイバーシティ=神経学的多様性とは、ヒトの脳に張り巡らされた神経の状態、つまり知覚や認知の多様性を表した単語です。
僕がこの「ニューロダイバーシティ」という概念が面白いと思うポイントは、社会科学的な視点から見た、この世界に存在している「多様性」の事ではなく、神経学的にヒトが知覚している「世界」そのものが多様なんだという視点です。
Simulation Argument シミュレーション仮説
シミュレーション アーギュメントをわかりやすく言うと、人類が映画マトリックスの世界観に生きている可能性を学術的に考えている領域。
将来的に宇宙空間を含めた全ての神羅万象をシミュレーションできる可能性があるのならば、今現在がそうである確率も0ではない、という出発点から始める思考実験のようなもの。以下の動画が面白い。
言葉の意味は、それを言う人と聞く人、書く人と読む人の間に浮かび上がる。アートという言葉には様々な可能性があって、愛とか道徳とか自由とか、そういう言葉に近い。でも、自分として、一貫性をもってこの言葉を使うために、この言葉に対して3つの視点を持っていることを示しておく。
企画の立ち上げから撤収まで関わった「北アルプス国際芸術祭2017ー信濃大町 食とアートの廻廊ー」についての個人的な記録、芸術祭について、各作家への感想などをまとめました。よろしければご覧ください。
消防署に新入りのはしごしゃが、ポンプ車、救急車と会話しながら物語が進むのだけれど、有機的な絵とはいえ、車自体に人間的な表情をいれてキャラクター化していないのが面白い。表紙の絵みたいに、なんとなく困っている表情なのかな?と思ったりして見ると、現実の車からもそんな個性や感情を読み取っ…
今日は東御で、カラマツの種採りをしました。羽のような形で、クルクルと地上に降り立つ前の種を抱いた松かさ。高さ25mの高所作業車の上から大人3人でたくさん採ったけど、重なっている鱗片の内側にある種だけにすると、だいたい40分の1位になるらしい。
懐かしい絵本
子供の頃に読んだときは、曲がったり、ちぎれたり、ほどけたり、膨らんだりするふしぎなナイフに、イメージの中で硬さの触感が残っていて、どこか気持ちが悪かった。現実の触っているものが、空想の中で変質させることができるという不思議さ…
子供の頃、頭の中に色々な声が響いていた。夜、目を閉じて聞こえてくる声に集中して、その断片を聞き取ろうとラジオをチューニングするように耳をすました。父、母、妹、先生、友達、好きな女の子の声が聞こえるとうれしかったし、その他にもテレビに出てくる有名人やキャラクター、誰だか判別のつかない声も沢山あった。頭の中で響くその声は、現象世界では音になっていない事もわかっていたけれど、その記憶は、記号や概念や象徴ではなく、確かに聴覚で感じていた。
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