中国 深圳に行ってきました(4) / スマホ・タブレットの筐体を作ってる金型工場を見学
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5 min readApr 30, 2016
深圳2日目午後は、光陽模具製品(深圳)有限公司さんを見学してきました。
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金型とは工業製品の金属製や樹脂製の部品を射出成型などにより製造するための型のことです。
3Dプリンタでも同じようなことが出来ますが、それだとプロダクトを量産する場合に製造コストが掛かりすぎるので、金型を作るのが一般的です。金型であれば最初に金型を作るコストが発生しますが、一度出来上がれば低コストで量産が可能です。
宝安区 竜華地区にはシャープ買収で有名になった台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)の旗艦工場があり、より人件費の安い土地を求めて2010年から内陸の河南省鄭州に移してますが、iPhoneの初代からiPhone4まではここ深圳宝安で製造していました。
金型の製造は、もっとオートメーション化してて、3Dデータをマシンに渡して出来上がった金型をチェックしてると思ってたので、紙の仕様書に書かれてる数値を人力で切削加工用機械に打ち込んでいたのには絶句しましたが、それと同時にそれら作業を高精度でこなす技量の高い技術者がいて、彼らが最高の仕事をしてるからこの工場は回ってるんだなと感嘆させられました。
深圳2日目、まだ、つづきます。