中国 深圳に行ってきました(4) / スマホ・タブレットの筐体を作ってる金型工場を見学

深圳2日目午後は、光陽模具製品(深圳)有限公司さんを見学してきました。


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金型の製造を行ってる光陽模具製品(深圳)有限公司さんにお邪魔しました。金型の設計と製造、プラスチック射出成形、プラスチック製品の印刷加工などをやってる会社です。

金型とは工業製品の金属製や樹脂製の部品を射出成型などにより製造するための型のことです。

3Dプリンタでも同じようなことが出来ますが、それだとプロダクトを量産する場合に製造コストが掛かりすぎるので、金型を作るのが一般的です。金型であれば最初に金型を作るコストが発生しますが、一度出来上がれば低コストで量産が可能です。

光陽模具製品の工場があるのは深圳市西部の宝安区、深圳郊外の工業地帯として古くから発展してきた場所。

宝安区 竜華地区にはシャープ買収で有名になった台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)の旗艦工場があり、より人件費の安い土地を求めて2010年から内陸の河南省鄭州に移してますが、iPhoneの初代からiPhone4まではここ深圳宝安で製造していました。

ここでは家庭用電化製品、タブレット、電子ブック、携帯電話の筐体の金型製造と、プラスチック射出成形、印刷加工をしていた。
使用済みの金型が置かれていた。この金型を使えば筐体の複製が可能なので破棄にも気を使う。使用済みの不要品には色を付けている。色自体に意味は無い。
金型の製造工程
金型を削り出す機械。プリントした設計図を見ながら、人間がこの機械に手動で削る箇所の座標らしき数字を打ち込んでいた。
この工場では小ロットの製造を受け付けている。機械に頼らずに人間が細かい調整をやってるから、機械を大きく入れ替えずに、この工場内で複数の製品(家庭用電化製品、タブレット、電子ブック、携帯電話の筐体)を同時に平行して作れる。
金型から射出して出来上がったプラスチックの余分な箇所を切り落とす作業。
射出したプラスチック製品の細部の調整と、印刷加工を行う工程。工場で働くどの方も非常に集中してモチベーション高く働いてるように見えた。
治具(加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具)が並べられてた。
周囲は見渡す限り工場

金型の製造は、もっとオートメーション化してて、3Dデータをマシンに渡して出来上がった金型をチェックしてると思ってたので、紙の仕様書に書かれてる数値を人力で切削加工用機械に打ち込んでいたのには絶句しましたが、それと同時にそれら作業を高精度でこなす技量の高い技術者がいて、彼らが最高の仕事をしてるからこの工場は回ってるんだなと感嘆させられました。

深圳2日目、まだ、つづきます。

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