今回は日本では馴染みの少ないスタティスティシャン(Statistician)という仕事について解説をします。
スタティスティシャンは統計学を用いる仕事です。スタティスティシャンの多くは政府機関で働いています。しかし、民間企業で働いているスタティスティシャンもいます。例えば、製薬会社で新薬の効果を測定する専門家や、シンクタンクでビックデータを解析して政策立案・政策提言を行う専門家もスタティスティシャンです。
NewselaはEdTech分野のサービスを展開している、NY発のスタートアップです。下記のような標題がウェブサイトに掲げられています。
Newsela is an education technology startup dedicated to transforming the way learners access the world through words. https://newsela.com/company/
2016/06/17 ~ 2o16/06/25 まで New York に滞在しました。滞在目的は ICML という機械学習のカンファレンスに参加することでした。
ICML は、NIPS と並び、機械学習のコミュニティで最も有名なカンファレンスです。2015 年 フランスの Lille で開催された ICML は、2016 年はアメリカの New York で開催されました。参加者は、主催者発表の数値で、ICML の歴史で最も参加者が多い、3,000 人となりました。
私が日本を出て San Francisco で生活をしていて困ったことの1つに砂糖があります。なぜ砂糖で困ることになるのか説明したいと思います。
San Francisco では基本的には自炊をしました。日本食をどうしても食べたいという気持ちは全くなく、おいしいものが食べられらた良いというスタンスでした。
ちょっと前に、誰でも知っている某有名検索サービス会社でバリバリ働いている友人に「毎日長時間仕事をしているのにどうにも効率 (productivity) が悪く結果を残せていない人がいるけど、それってどうしてなんだろう?」と尋ねてみました。
彼の意見をまとめると次のようになります。
元気があれば、夜遅くまで会社に残らず夕方には帰りたいという一心で早く仕事を終わらそうと朝からバリバリ働くことができる。でも、毎日長時間働いているような環境にいると疲れてしまってそんな活気は生まれない…
Today I had a presentation in my lab. So in the morning, I practiced at home again and again in order to speak fluently and finish in time…
というわけで、今日は家でプレゼンの練習をして研究室に行ったところ、プレゼン以外の日常会話においてもいつもよりはうまく英語を話せている自分がいることに気づきました。
前回(第3話)の続きになります。今回で、サイコロ統計学は一旦終わりにしようと思います。
前回は、「限られた領域にしか適用できない知識や経験は、場合によっては害になり得る」という話をしました。今回は、「自身が経験した限られた知識をどの程度までなら信用して良いのか」という議題です。前回は、「経験を 100% 信用するのは良くなさそうだ」という結論を得ました。今回は、「経験を一切信用しないのも良くない」という話をしましょう。
前回(第2話)の続きになります。前回は「サイコロを振って出る目を当てる」とはどういうことかを説明しました。
今、目の前に100円ショップで買ってきたサイコロがあります。サイコロはサイコロなのですが、所詮は100円ショップで売られていたサイコロです。どのくらい正確なサイコロなのかは分かりません。
シデムシという昆虫がいます。シデムシの中には社会性を持つ属があります。つまり、該当するシデムシは家族で暮らし、子育てをするのです。ハチのような大家族ではありません。人間と似たような家族構成です。
皆さん、実は骨と糖には深い関係があることを知ってますか?なんと、骨には全身の糖を調整する働きがあるとのことです。そして逆もまたしかり、糖も骨の制御に関係しているという……。
僕は東大の理科2類から理学部化学科(通称りばけ)に進学しました。そのりばけの学生実験とそこから学んだことを振り返ってみます。
前回(第1話)の続きになります。前回は Excel を活用してサイコロの平均と分散を求める話をしました。
今日は推定の話をしましょう。「高校生の皆さんにお馴染みの統計学」や「大学初年度で習う統計学」では、
私「コーヒープリーズ」売り子「ハン?」(と聞こえた)私「コーヒープリーズ」売り子「ハン?」私「コーヒープリーズ」売り子「ハン」私???
通じないのである。おかしいなと思いながら粘っていると、黒人の売り子はニヤニヤ…
こんにちは。今日から何話かに分けて統計学の話をしていこうと思います。基本的にはサイコロの話しかしません。今回は Excel を用いてサイコロの平均と分散を求めましょう。
次回は「推定」の話をしましょう。
「信頼区間」という単語を聞いたことがあるでしょうか。英語だと Confidence Interval と言います。
「推定しているパラメータが95% くらいの確率で含まれていそうな区間が信頼区間でしょ?」という声が聞こえきそうですが・・・本当にそうなのでしょうか。
95% 信頼区間の本当の意味を理解しましょう。そのためには「統計量とは何か」から説明していかなければなりません。
以下はいずれも超基本的なフレーズです。意味は全部わかると思います。しかし渡米当初はすぐには出てこなかったことも少なくありませんでした。インプットしていてもアウトプットして慣れておかないと無いと使い物にならずだめですね。これは英語以外にも言えることですけど。
目次1.「自分のしたい勉強」と「そのために必要な勉強」を分けて考える2. 解ける問題を確実に解く3. 他人を巻き込む
世の中には単純に白黒つけられないことが少なくありません。そしてそのような事象で無理に白黒つけようとすると、誤った判断に陥ることもあります。今回はそんな二元論で考える事の危険性について1つ具体例を出して説明します。
僕は依然として東大の学生のままであり、たかだかそこらへんにいる大学院生の一人なので、東大生向けのメッセージはすでに卒業している小田に託しました。というわけで僕は中高生向けメッセージをここに記します。
前回の記事に引き続き、初めまして。もう一人の管理人の上野です。よろしくお願いいたします。
今回紹介する書籍は Eric Ries 著 “The Lean Startup” です。2011 年に Crown Business から出版されています。2012 年に日経BP社から日本語訳「リーン・スタートアップ」が出版されています。
本書によると Lean Startup の5原則 “The five principles of the Lean Startup” は1. entrepreneurs are everywhere…
管理人の1人の小田です。よろしく御願いいたします。
この日記は、上野(うえしゅん)と小田(さくらちゃん☆)が日々学んだことを記録するものです。
小田が初めて上野に会ったのは、2011年の春、東京大学駒場キャンパスで開催されたサークルオリエンテーションでした。2010年に上野により設立された東京大学有志団体「まるきゅうProject」は設立1年も立たない間に急成長を遂げ当時メンバー60人を超える勢いでした。…