先日親子三人で、東宝映画『シン・ゴジラ』を見にいった。
見所や印象に残ったシーンは三人三様だったが、三人とも大いに満足して家路につくことができた。
その帰り道でのこと。車の後部座席に乗ったシオンが、「ねえ、粘土買っていい」と尋ねてきた(注:この場合の「買っていい」とは「買ってちょうだい」の意味である)。
昨夜のこと。ふとしたことがきっかけで、息子が宿題の計算ドリルを、こっそり答えを写しながらやっていたことが判明した。 先日も同じことをやって叱られたばかりなのに、まただ。こういう癖がついてしまうのはやはりまずかろうということで、息子と話し合うことにした。 不思議と怒りの感情は湧いてこず、「この子のために」という気持ちで、自分としては落ち着いて話をしていたつもりなのだが、息子の方はひどくおどおどしている。 なぜやったのか、理由を言ってごらんと尋ねても、しどろもどろの説明で聞いていてちっとも分からない。…
今日はシオンと妻が通う古武道教室の錬成大会。
日ごろの精進の成果を披露する大会で、シオンは「型」と「板の試し割り」の2種目に出場した。
日曜日だというのに、生憎、私は仕事で見にいくことができず、出先から「頑張れ」と声援を送ることしかできなかった。
シオンが出場する板の試し割りというのは、大人が跪いて固定した木の板を足刀で割るというもの。