カムくん(かむ-くん)[名詞]は、2年1組の児童。2年1組のクイズ博士。難易度の高いクイズをたくさん自由帳に仕込んでいる。
▶︎めちゃめちゃ遠い席にいたので全然関わりなかった、というか個人的な話はしていなかったもののクイズをしたことをしっかり覚えていてくれたらしい。
▶︎その日から私に出すためのクイズをためておいてくれて、なんと六年生に試験的に問題を出してみたりして難易度の確認をしてくれてたんだとか。
タクくん(たく-くん)[名詞]は、2年4組の児童。地元のサッカーチームに所属している。同じクラスのアツくんと仲良しで、同じ苗字。
▶︎アツくんと仲良しなのは、同じ苗字(ちょっと顔も似ている)「タクくん」である。
▶︎4組にはお邪魔することが何度かあったが、警戒されているような雰囲気もあり、あまり個人的な関わりは今までなかった。
▶︎タクくんが今日の登校中にカブトムシのメスを見つけたという話になった。ちょうど、最近メスを探していたところだったので、嬉しくて学校まで持ってきてしまったらしい。(190627_2年4組より)
月くん(つき-くん)[名詞]は、2年4組の児童。同じクラスの海くんの家が近い。カービィーと海の中の動物が好き。月くんは勉強や着替えなどマイペースだからなのか何かと遅れがちで、それに加えて食べ物の好き嫌いが多いらしい。
▶︎月くんは目にいっぱい涙を溜めて必死に問題に向かっているところだった。少し教科書を覗いて見ると、既に採点済みで全ての問題に「バツ」が付いていた。
肝っ玉母ちゃん先生(きもったまかあちゃんせんせい)[名詞]は、2年4組の担任。2年生の担当教員の中で一番のベテラン。股関節を手術した経験があり、若干足を引きずっている。
▶︎配膳中は、子どもたちは席につき、皆揃いも揃って、「両手は膝の上」「喋らず」「着席」する。これも肝っ玉かあちゃん先生のルール。このクラスでは、待つ人は待つ、配る人は配るといったように、誰しもがやるべき役割を持って動いているため全く無駄がない。それは食事中も変わらない。何分からは「モグモグタ…
「モグモグタイム」とは、給食の時間中の一定の時間、話さずに食事する時間である。
▶︎2年1組では、先生は「モグモグタイム」を言い渡したっきり「しっかり食べてね~」と言うばかりで例によって強制力はほとんどない。その雰囲気が授業中の様子とほとんど変わらない。むしろ先生よりかは、責任感の強い女子数人が「モグモグタイムだよ」とやや強めに男子たちを統治しようとしている様子が伺える。