全人的人間力の中真

修理固成
Cre8 University
Published in
May 2, 2018
HQ Model:M・Yoshikawa

全人的人間力中真は、
命の源点であり、矛盾点である。

矛盾点とは、

+と−、陰と陽、大と小、男と女、有と無、
物と心、生と死…などの

相反するものが結ばれるたった1点。

このたった1点では、
相反する矛盾が同居して存在している。

だから、禍福のみならず、

不易と流行、右脳と左脳、
見える世界と見えない世界
わたしとあなた、田舎と都会…

全てがあざなえること縄の如しだ。

しめ縄にみられる
「結びの思想」だ。

Illustration:M・Yoshikawa

矛盾点のことを、

固定不変のひとつの中心があると
勘違いしてはならない。

それは超光速の素粒子同士が
激しくぶつかるのように

あるいは、

振り子が中心点にあるとき、
速度が最大であるように

相反する矛盾や対立が
出逢い、交流し、影響を与え合う
「二物衝撃」の場だ。

スパークは両極の間から湧き熾る⚡️

その意では、動的で緊張感も漂う
極めてクリエイティブな場だ。

まるで茅の輪くぐりの如きその動きは、
まさに「∞」状の創造運動だ。

それは、スウィングする人生だ。

あらゆる理が、
溯源集注してくる
ここが「萃点」だ。

全ては萃点に集流し、

萃点から發出される。

軸上に存在する全てが
中真(∞)から生まれる。

中真には、
その軸上の全ての存在が
畳み込まれている。

この矛盾点(∞)こそ、
命の源点(∞)であり、
萃点(∞)である。

時計にゴミが入ると壊れるように
機械は矛盾や無駄を徹底的に排除する。

ところが、生命の原理は、全てを取り込む。

異なる考えを清濁不問で
全て受け入れて変化発展していく。

全てを受け入れた上で自分の立ち位置を決めるのだ。

Illustration:M・Yoshikawa

生きていれば、
誰にでも試練と危機の時期がある。

人生の冬(陰)をどう耐えるかで、
大業を成すか、投げ出すかが決まる。

時代の狭間にあって、
希望ある前向きな自分もいれば、
どこかもやもやする後ろめたい自分もいる。

そうやって矛盾し、対立している物心を
同時に持つ心が苦悶や葛藤に悪戦苦闘する。

この両端が中真(∞)で結ばれる矛盾点こそ、
真のヴィジョンとクリエイティビティが宿る
第一級特異点だ。

この中真[∞]を学んだ場は、IMGS大学院。

大局に立てば「∞」こそ、

洋の東西に分かれた2つの文明が交差する

綜和共生文明の発火点だ!🔥

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