商店街にある「お米や」
東京・戸越で初の「コメ&ピース展」が開かれた。4月から週末にお米にまつわる1日限定のさまざまなお店がオープンするそうで、どんな人やどんなお米に出会えるか今から楽しみだ。
第1回目のテーマは「能登輪島」。能登輪島の食材を使ったおむすび、干物、お酒などを販売した。
「この企画、なんだか平井さんたちがやった企画に似ていますよね」ある人に言われるまで気づかなかったけど、言われてみるとそうかもしれない。そんなことは、結構あったりする。
この言葉、そのまんま使われちゃったな。この表現やデザイン、どこかで見たなぁ。じぶんの思い過ごしということもあるのかもしれないけど、まぁ、じぶん以外の人もそう思うということは、そうなのかもしれない。うん、真似されてるな、こりゃ。
現代のライフスタイルに合わせた経木を販売している「SHOKUDESIGN」代表の佐藤小夜子さんと会ったとき、経木の匂いの話題になった
SHOKUDESIGNの経木を製造しているのは、群馬県の「阿部経木店」。アカマツを使っているので、木の匂いが食品に移らない。さらに、弁当独特の匂いを適度に吸い取ってくれる。
一方で、私のおひつはヒノキなので、ごはんはヒノキの香りがちょっぴり気になる。日本料理店やカウンターは、ヒノキじゃないほうがいいのではと勝手に心配になる。
「お米の魅力を眠らせない。」をコンセプトに、東京で年に2回開催してきた「表参道ごはんフェス®」。従来のお米の価値・ 表現だけではなく、魅力を伝える「あたらしい価値」を創り出すこと、それらを継続的に発信する「場」が必要だということ。このことをずっと言い続けてきましたが、この度、東京の戸越宮前商店街にある「お米や」さんを舞台に、「コメ&ピース展」を開いていくことにしました。
卵かけごはんを愛してやまない。
でも、実は卵かけごはんを食べるようになったのは、30歳。いや、31歳だったかもしれない。
小さい頃から卵かけごはんが好きだった。にもかかわらず、生卵を食べるとお腹を壊していた。
好きなのに食べられないもどかしさ。
高校生のときに友人と飲食店で納豆オムレツを注文したら、卵が半熟だったらしくお腹を壊した。蕎麦屋で卵とじ蕎麦の卵が半熟だったときもお腹を壊した。
何度かおじゃましている飲食店で、友人と一緒に揚げ出し豆腐を2つ注文した。
まず先に、友人の前に揚げ出し豆腐が置かれた。
うっすらと半透明の衣がついた、揚げたてほかほかの絹ごし豆腐。もみじおろしと、刻んだ青ネギが乗っている。これは絶対おいしい。
すぐに、私の前にも揚げ出し豆腐が置かれた。
インディカ米がやたらと食べたくて、友人と一緒にインド料理店へランチに行った。
まずはカレーを選ぶ。ライスは必ずついてくるようなので、揚げパンかナンの選択肢からナンを注文。
ところが、運ばれてきたのは、カレーとナンだけ。ライスがない!
再びメニューを見ると、「ライスと揚げパンorナン」と書いてある。そして、すぐに「ライスと揚げパンorライスとナン」と読み違えていたことに気づいた。
常連気味になっているお店で、わかめうどんを注文した。ここでは、いつも決まって、わかめうどん。税込み320円。
カウンターでうどんを受け取ってから席で食べるセルフサービス。「わかめうどん、ねぎ抜きでお願いします」と言うと、厨房でうどんをつくっているおじちゃんが、いつも振り返ってにこっと笑ってくれる。毎日通っているわけではないのに、「わかめうどん、ねぎ抜きの人」で覚えてもらえる。偏食も悪くない。
先日、兵庫県で駅弁を製造販売している会社の方にお会いした。
駅弁って新幹線やローカル線に乗って車窓からの景色を眺めながら食べるとおいしい。でも、自宅に持ち帰って食べると、そのおいしさが半減してしまう。
駅弁とは、ごはんやおかずそのものを食べるのではなく、旅情を食べているのだと思う。それだけに、百貨店に全国の駅弁が一堂に会する「駅弁まつり」などの催事には、あまり興味が持てなかった。
お米ラバーの柏木智帆さんと会って話したけど、
とにかく、お互いにお米の話が止まらない。
まぁ、話の中身の割合でいうと、柏木さんが8割くらい。
じぶんなんて2割くらい。おまけみたいなもんだ。
柏木さんのお米の話は、不思議。
聴いていて飽きない。