「攻城団」にしても、「まんがseek」にしても、その世界の入口となるようなメディアをつくりたいんだよね。
ようやく「まんがseek」を再公開できました。
ハードディスクからデータを救出したのがちょうど1年前くらいで、そこから時間がかかったけれど、ふたたびこのネットのみんなとつくった資産ともいえるデータベースを公開でき…
「攻城団」といい、「まんがseek」といい、なぜちまちまとデータベースを整備するのが好きなのか。
「まんがseek」のタグラインは「みんなでつくるマンガデータベース」ですが(2000年にオープンした際は「みんなでつくる世界最大のマンガデータベース」とより大仰なものでした)、今回の復活にあわせてコンセプトをあらためて言語化しました。
それは「マンガに関するあまねく情報を収集・整理して、索引化する」というものです。
現在公開している人物や作品のデータはぼくらがつくろうとしているデータベースの一部に過ぎません。…
いまも数名の仲間とデータベースのメンテナンスをしているのですが、とうぜん読んでるマンガ雑誌もちがえば、好きな作家さんも異なるので、いろんな方面からデータが補完されていっています。こういうところが「みんなでつくる」魅力だなあと随時通知される更新情報を見ながら感じたり。
また愛読している作家や作品といったちがいだけじゃなく、データベースの質と量(あるいは詳細度と網羅度といってもいいかも)に対する傾向も個々人でびみょうに差があっておもしろいです。