「脱真実」という訳語の見た目(というか構造も)は、むしろ「脱糞」に相似ではないか。と私の主観が今訴え始めた。糞という物体、実体の疑いようのなさとメタファーとして駆使される対象の広範さ、唾棄すべき、と同義に扱われる一方で食するほど有り難がる人らもいる、という意味の重層性は、「真実」と重なるところ少なからず、ではないか?
10日ほど前のこと。
夜ふけに家の近くで猫のような鳴き声が聞こえはじめ、その声は近づいたり遠ざかったりしながら動きまわって、やがてうちの庭に入ってきた。
堀正岳さんの近著『ライフハック大全』は良い本です。
副題に「人生と仕事を変える小さな習慣250」とあるように、小さな習慣を繰り返すことで仕事の効率を上げ、日常生活の無駄も減らし、ひいては人生の大きな方向性も習慣の力で変えていくことができるという思想のもと、250個の習慣が紹介されています。
人生や毎日の暮らしをドラスチックに、一気に変えることを指南する本ではありません。著者はそのことを、大きな船は少しずつ舳先を変えることによって数キロ先でようやく方向転換ができるという喩えで表現しています。
9月の初め頃、捨てられていた子猫を拾った。
それから、そろそろ3ヶ月。
里親を探そうという計画は早々に消え、家族の一員となって元気にしている。
拾った時の体重は440グラムで、ブーツの中に入って眠ったりしていたが、
一昨日、IMAXで「ダンケルク」を観た。
自家用ヨット船長のMr. Dawsonが一番かっこいい男である。