2018 年 6 月現時点でどうなっていくのかを書いていきたい。ここで書くのはあくまで自社からみた WebRTC であって、それ以上ではない。
そのため、自社製品の WebRTC SFU を前提とした話になる。
今後 5G や、HWA が一般的になっていく世界で、WebRTC でどの程度画質が挙げられるのかということにチャレンジすることにした。
時雨堂では WebRTC SFU Sora というパッケージ製品を販売している。これは主に法人向けの製品で、個人が気軽に使える製品ではない。
WebRTC SFU という仕組みを個人開発者に簡単に触ってもらいたいという思いはあり、 Anzu というサービスはあるのだが立ち位置が難しく悩ましい。
WebRTC SFU Sora にパケロスシミュレータを実装してみました。次のリリースでプレビュー版として提供予定です。
このパケロスシミュレータは、WebRTC SFU に配信されてくるパケットと、配信するパケットに対して設定可能です。
%% 配信されてくる RTP パケットをパケロスさせます{packet_loss_simulator_incoming, 3}
%% 配信する RTP パケットをパケロスさせます…