若松通商といえば、知らない人は「秋葉原はモグリ」といわれるお店ですよね。丹青通商、秋月電子通商、湘南通商、千石電商、日米商事、本多通商……秋葉原の電子部品屋さんです。最近のカタカナのお店の名前と違って、風情がありますよね。国際ラジオ、福永電業、信越電機、アキバ商会、私が、いちばん好きな名前といえば、東京抵抗社ですけどね。そうした中でも、若松通商といえばコンピュータ系の人たちにもなじみ深いお店。現在は、末広町の交差点の近くにあります。ところが、下の写真を見てください。
古書の専門誌で『彷書月刊』という雑誌があります。本好きにはちょっと憧れのような近づきがたいような印象の雑誌(最近見たのは神保町のダイバーでだったか=坪内祐三さんが編集長をされたりしておりましたね)。それの12月号に原稿を書かせていただきました。そのむかし、東中野のアパートで『東京おとなクラブ』という雑誌を一人で創刊したのですが、その頃のお話(いままで東販の『新刊ニュース』に1回書いたことがあるかなくらいの話ですが)。
「typewriter」という名前は、タイプライターの一番上の列だけで打てる名前にしたのだという説がありますね。つまり、誰でもすぐに打てる文字の組み合わせを名前にした。『Crazy English』(Richard Lederer著、DELL刊)によると、「タイプライター語」(typewriter words)と呼ぶそうです。で、「twitter」という名前は、タイプライター語なのですね。
もう今年で7年目なんですが、会津大学で開かれた「パソコン甲子園 2009」の本選という奴に参加してきました。全国の高校生・高専生が、プログラミングとコンテンツで競うというイベント、これがなかなか白熱する。プログラミング部門は、プロ顔負けの難問を4時間集中して解くという競技。これの水準が、非常に高い。下の写真は、競技が終了した瞬間の写真。風船は、終了10分前での成績をあらわしています。
12月7日の日記で触れた「軍平ナイト」というイベントに出かけてきました。『横井軍平ゲーム館』(アスペクト刊)という本があるのですが、その著者の牧野武文さん、編集者の榎本統太さんが出てくるとのこと。この本、私の編集部で作った本で、一応奥付に「編集人」として私の名前が入っているらしい。
アスペクト刊になっていて、私は、アスペクトの取締役を兼任していた時期もあります。しかし、この本は、当時の『月刊アスキー』編集部で作ったものなのです。取次の口座だけアスペクトを使ったんですね。なぜ、パソコンの編集部でこの本を突然出したのかというと、その頃の私は、スタッフの企画は、雑誌の記事企画に限ら…
2週間ほど前の話。広報担当Oさんから「A-mail.yomが、12/4(金)の配信分で600号なので、スペシャルコラムを書かいてくれ」というメール。A-mail.yomというのは、弊社の出版案内メルマガで、1997年の配信開始からしばらく、私は、「遠藤諭の電脳網路三千里」という連載をやっていた。現在も、気合いの入ったメールが毎週金曜に配信されるのだが、たしか前に原稿を書いたのは、500号記念のときだった。500号のときもそうしたのだが、昔のメールボックスをひっくり返して、内容を振り返ってみることにした。
今年の春から放送されて、現在、再放送中の「ITホワイトボックス」(NHK教育放送)が『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座 「ネットに弱い」が治る本 』(講談社MOOK)という本になりました。私の登場した回も補足説明も追加された上で収録されています(2回分)。やさしいイラストも入って、たしかに「世界一やさしいネット力養成講座」といってもよいでしょう。メールはなぜ届くのかとか、検索エンジンってのがなぜあんなことが可能なのかとか、一度は、知っておきたいお話しが出てくる。ということで、ご興味ある方は、ぜひともご覧アレ。
12月5日の日記の続き。つまり、先週、A-mail.yomの#600で書いた「電脳網路三千里」の話。昔やっていた連載を読み返しているうちに1時間とかがあっという間に過ぎた。本当に、電脳網路(ネットワーク)を三千里ほど来てしまった気分ともいえる。A-mail.yomの配信を受けられている方には、先週お届けしたお話とダブるネタになってしまいますが、そこで紹介した過去原稿についてのお話を改めてしてみます。
【A-Mail.yom #6】1997年11月28日発行…