舞台はアメリカのロサンゼルス。私の人生のなかで見た、一番大きな看板がある。人のサイズを余裕に超え、白く縁取られた9文字。近づきたくて、なかなか近づけない。人々からの憧れの視線を常に受けながら、誰もが一度はと写真を撮りたがる。航空撮影でテレビや映画でも、たびたびシーンが使われることが多い。名前は世界中に知りわたる、ハリウッドサインだ。