脳の発達とは神経を間引きすること

発達障害にしない方法も、発達障害にする方法もありません

赤ちゃんの脳は、生まれてからどんどん大きくなります。そして、他の動物の身体と脳のバランスと比べると、人間の脳は体の大きさの割には、かなり大きい方です。ですから「頭が大きい方が脳の性能も良い」と思ってませんか？

同じようなことから「脳の神経線維の数が多いければ多いほど、その性能も良さそう」だなんて思っていませんか？

発達障害の「発達」が意味していること

「発達障害」の「発達」が意味していること

発達障害って何にどんな障害があるってことなのでしょう？

最近、ＮＨＫさんが特集を組んだりするせいか、発達障害という言葉を目や耳にする機会が増えました。発達障害という漢字をみると、「発達が悪いのかぁ」なんて印象を持っちゃいませんか？ じゃあ、その発達ってなんだ？ と言うと、何だかよく分からなくないですか？

障害があることがわかっても対策はまだ見えません

発達障害ではなく神経発達障害

（脳）神経の発達の過程に障害があったのです

ＡＤＨＤ（注意欠如多動症）とか自閉症スペクトラム症候群とかいう、色々な「発達障害」の障害名を目や耳にすることが増えました。

たしかに、その「名前」に意味はありますが、実際の人の「障害」はそう簡単に分類できるものではありません。本質はその症状にあるのではなく、脳神経系が発達成長する過程で、何らかのトラ…

文章題より計算がむずかしい

「わかればできる」というのは大嘘です

計算はできるけれど文章題が苦手です

と言われるお子さんや保護者の方が多いです。

でも調べてみると、そういうお子さんの場合、ほぼ間違いなく、計算が「スラスラと正確に」できません。

岡田康之のプロフィール

岡田康之のプロフィール

（おかだやすゆき）

基礎学習教材研究たんたん主宰

１９９５年に計算練習に特化した学習塾を開設。計算練習指導の研究と実践を続けて２３年目。２０１７年から通信制専門の学習塾に改組。

一人ひとりの実力をはっきりととらえ、確実に力をつけていく道すじを考え合い、学習を進めていくことを得意とする。

わかっていてもできない

「わかること」と「できること」との間

文章題でも計算でも、その内容がわかってもできるとは限りません。特に計算では、わかってもすぐできるようになることはほとんどありません。

「わかること」と「できること」は、まったくべつのことなのに、「わかればできる」と思っている人がけっこういます。

学校の勉強以外で考えてみると

anaphylactic shock

アナフィラキシーショック

それほど心配することではありません

英語でアナフィラキシーショックは anaphylactic shock と書きます。発音もかなり違いますね。

anaphylactic の語源は anaphylaxis…

確かに文化の違いはあるのだがけれど

「盗っ人にも三分の理」と言うものの

ちょっとさびしい体験をしてしまった