Google のクラウドである GCP が提供している API でいくつか、ぐっとくるものがある。簡単に紹介していきたい。
まず、自分が WebRTC で音声を扱っている事もあり、一番感動したのがこの API だ。
時雨堂の WebRTC SFU Sora は 8月末に 3.0 をリリース予定している。
多くの機能追加、性能向上、安定化などなど盛りだくさんだここでは何回かに分けて、機能を紹介していきたい。
本日 8/31 に WebRTC SFU Sora 3.0 をリリースした。詳細についてはリリースノートを確認していただきたい。
マルチストリームは 1 本の RTCPeerConnection に複数の映像や音声を流す仕組みだ。この仕組あまり使えなさそうというイメージを持ちやすいが、実は WebRTC SFU と相性がかなり良い。
新しいユーザが追加されたら動的に映像が流れてくるというイメージだ。
マルチストリームについては手前味噌だが、この資料が詳しい。
WebP というのは「ウェッピー」と発音するというのを覚えて頂きたい。
MS Edge が ORTC だけでなく WebRTC 1.0 に対応することは表明されているが、まだ実装中というだけなので、今後どうなるのかをまとめていきたい。
その前にちょっと ORTC について書いておきたい。ORTC は WebRTC 1.0 へ良い影響を与えた、くらいで頑張って勉強するメリットはほぼないと見ている。Firefox や Chrome が ORTC に対応することはないだろうし、Edge が WebRTC 1.0 に対応する以上はまぁ Edge のバックエンドですねくらいのスタンスで良さそうだ。
Anzu という WebRTC SFU を気軽に試してもらうためのサービスを 2016 年の 9 月末で終了することにした。今までお使いいただいた方に感謝。
今のサービス形態では WebRTC SFU のイメージが伝えにくいというのが一番の理由だ。
今後は WebRTC SFU Sora のページをリニューアルして、そこで気軽に WebRTC SFU を触ってもらえる仕組みを用意する。ログイン不要で気軽に WebRTC SFU を使うとどんなサービスが実現可能かをわかりやすく見せていきたい。
少し前進する感じか。ただ細かい API が一致していないのは相変わらず。Edge がどうなるのかがかなり重要。 WebRTC 1.0 に準拠してくるのだろうか。