2014年に「信濃大町 食とアートの廻廊 2014」の開催後、次回はちゃんと自分が納得できる芸術祭にしようと決心し、地域について、未来について書いた文章です。
瀬戸内2日目の朝、でかいバックパックを背負ってこえび隊の爽やかな朝礼を見学した後、瀬戸内芸術祭の始まりの地、直島へ向かった。その後に小豆島へ渡ったので3つの美術館しか行けなかったのだけど、正直なんとも言えない気分が残っている。直島の、あの違和感はなんだったんだろう。
アート:芸術は、自らの想像を表現する態度だと思う。それは美術館に額装してある作品の事ではなく、世界の全てに対して、孤独に挑むふるまい。それが何の役に立つのか?なにを想像し創造するのか?そもそも人間にはなぜ想像力があるのか?そういう問いを繰り返しながら、突破していく。自らの精神…
北アルプス国際芸術祭が始まって、1ヶ月が過ぎました。天気にも恵まれて、ありがたい事にたくさんの人達が訪れてくれていています。準備段階、制作段階とは全く違うフェーズに入り、どこか浮き足立っていましたが、開幕前日になった軽度のぎっくり腰が回復するにつれて、すこしづつ地に足がついてきました。
小豆島から高松にもどってきて、北アルプス芸術祭に参加予定の山本基さんの作品があると思って、電車を乗り継いで高見島へ向かうため、多度津港へ向かった。いい天気で、気持ちよくなりながら電車でパンフレットを見ると、西ノ島→秋会期のみ、と書いてある。しまった、まだ作品が公開されてないんだ、と気づいたけれど、何か山本さんと共有する事もあるかもしれない、と思ってめげずに高見島へ向かう事にした。
現実を揺さぶる事から、面白い事が生まれる。
そう思って、実現するというミッションへ邁進した今回の北アルプス国際芸術祭。その記録として、撤収までの期間を「探す、繋げる、創る、お披露目、終わる」という5つのフェー…
お墓ってなんだろうか?
宗教とかを忘れたら、とりえずその根本的な部分は、死者へ思いを寄せる場所なんだと思う。この世を生きた先人を感じるための場所なんだと思う。
【目】が巻き込む世界
現代美術チーム【目】の作品を見に、直島から小豆島へ向かう。小豆島の土床港でフェリーを降りて、急いでチェックインした民宿で自転車を借りて、迷路のまちへ。まちの思惑通り、時間がないのにぐるぐる迷って、ようやく到着。
「目」はクリエイティビティの分業制を行う事で、創る者と観る者のバランスを独特に成立させている稀有な作家だと思う。
2016年8月末、瀬戸内海に行ってきた。名古屋から深夜バスに乗って、早朝の高松。台風10号のきれっぱしみたいな雨雲が香川に引っかかって大雨だけど、昼からは晴れ予報。この強風に雲が飛ばされて、瀬戸内の青い空と海が待ってる想うと、うれしくなる。
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