インタビューや観察の結果を整理する方法として「親和図法(affinity diagram)」がよく用いられます。また、そこからチームでアイデアを出す方法として「ブレインストーミング(brainstorming)」が用いられます(そこから再び親和図法に戻ることもありますね)。いずれも有名な手法なので詳細は省きますが、付箋紙をホワイトボードにペタペタ貼りながら、みんなでワイワイやるようなイメージです。
以下の文章は、Stefanie Di Russoによる「A Brief History of Design Thinking: The theory [P1]」の日本語訳である。本人の許可を得て、ここに掲載する。
博士課程が始まったときにほとんどの研究者が最初に行うのは、膨大な参考文献に潜り込んで、文献レビューを書くことです。通常、調査テーマの基礎文献の調査に丸半年はかかります。そうした調査の結論によって、ギャップが明らかになり、今後の調査の可能性が開けてきます。こうしたやり方は、学生が本格的な研究の世界に進むためのトレーニングになるだけでな…
デザイン思考で使えるツールやプロセスは、d.schoolやIDEOなどが数多く提供してくれています。また、KJ法をはじめとする古典的な定性的調査手法もまったく古びてはおらず、現代のデザイン思考教育においても非常に有効です。さらには、プロダクトデザイン、サービスデザイン、ソーシャルデザインといった領域まで広げると、実に多彩な考え方が存在します。
こんにちは。EDP(エンジニアリングデザインプロジェクト)に参加していました東京工業大学大学院経営工学系修士の奥出です。講義を通して学んだこと・感じたことを自分の復習目的でここに垂れ流させていただきます。
いきなりですが、デザイン思考ってなんですか?
先日、僕が研究発表でまとめた際には
①デザイナーの感性と経営者の視点の融合②ユーザー視点で考える
こんにちは。EDP(エンジニアリングデザインプロジェクト)に参加していました東京工業大学大学院経営工学系修士の奥出です。僕自身の復習記事第二弾です。
いきなりですが、アイデア発想する、そして主にモノづくりをすることになるこのプロジェクトにおいて重要なのは、そのアイデアの面白さだけなのでしょうか?
いや、もちろんみんながワクワクする、みんなと言わずともユーザーが面白いと思えるアイデアを発想するのもめっちゃ大事ですよ。そりゃあね。…
二度目の投稿になります東京工業大学修士1年水野貴也です。よろしくどうぞ。
“Dance with ambiguity”(曖昧さとダンス)
EDPの代名詞とも言えるこの言葉。明確なゴールが無い不明瞭な状況の中、悪戦苦闘しつつもプロジェクトを進めて行く様子を表現している言葉です。毎回講義の最初に先生が口にしており、存分にその意味を体験することとなりました…。