【メルカリBOLDインターン】テキサス州ヒューストン滞在記 Day3

Sota Mikami
6 min readDec 17, 2017

--

本記事は、株式会社メルカリのインターンシップ「BOLD」でアメリカ合衆国テキサス州へ派遣された1週間を振り返るものです。
1週間現地に滞在しながら現地の暮らしを知り、アプリユーザーへのインタビューや現地のITマーケットの調査を通して、メルカリ社が世界で勝つためのアイデアを考えてきました。
実際に考えまとめたアイデアをこちらに書くのは控えます。滞在先での生活・文化がどのようなものかを伝えるとともに、今後も続くであろうBOLDインターンの後輩のみなさんに何か有意義な情報となればと思い、キーボードを叩きます。

チキンな僕ら、リアルのナンパに苦戦

さて、活動日2日目です。
宿泊先にはシングルベッドとソファベッドと寝床が二つあるのですが、ソファベッドがとにかく寒く、風邪気味になった三上です。

とは言ってもアドレナリン活発ゆえ関係なし。
いざヒューストン大学へ!

とっても綺麗な大学でした。

Lyftのおっちゃん曰く、ヒューストン内では3番目にレベル高い大学とのことでした。ただ上位2つは学費が特別高いため、コスパが良いのはヒューストン大学らしい。

全体的に視界が広く、開放的。

気になっていた人の数はそこそこ。
車が走るレベルに広いキャンパスで、敷地は広く、カフェテリア的なところも複数点在。

いろんな場所をまわり、様子を見計らって突撃取材を試みるも、断わられ続け・・・
声かけの仕方がいけないのか。怪しまれてしまっているのか。
ナンパって難しいんだな。。。と痛感しました。

前の参加者さんのブログで「ひたすらナンパ」のような表現をみていたので、もっと簡単かと思っていました。w

貴重な1サンプルをいただけた

体調不良もあり、テンションだだ下りでカフェテリアへ・・・

だけどそこで僕らは一人、ようやく深いインタビューができたのでした。
たまたま隣の席に座った男性に思い切って相方がアタック!
使ってるアプリ、オンラインショッピングについて、またライフスタイルについてまでも様々じっくり話を聞くことができました(相方が)。
サンプルはたった1と少ないのですが、やはりショッピング事情についてはTinderで聞いていたところと大きく外れはありませんでした。

まとめると、

Tinderだと聞きにくいところまでを対面で確認できたので、(もちろんサンプルが少ないことは百も承知ですが)現状把握にはこれである程度自信を持てました。

現状把握ができたところで次に知りたいのが、
なぜAmazonなのか、なぜフリマアプリは使わないのか。
そして、どうすればメルカリは勝算を得られるのかを解明すること。
もしかするとメルカリの現在のビジネスモデル自体に無理があるのかもしれない。
というわけで新しい形のサービスアイデアも複数出しました。

いくつか仮説を整理し、帰路につきました。

↓帰りのLyftドライバーさんから聞いた興味深い話

Twitterが神だった

この日、もう一つ収穫がありました。
メルカリインターンのslackで投稿されていた「その州の大学に通う日本人大学生をTWで検索」したら良いよというアドバイス。
”ヒューストン大学”と検索し、見つけたたった一人の日本人留学生さん。
フォロバが返ってくることを祈ってフォロー。
そしてフォロバされる確率をあげるべく、僕のツイッターの名前に「@Houston」をつけましたw
するとありがたいことに本当にフォローを返していただき、メッセージのやりとりを。
重ねてありがたいことに、翌日お会いさせていただく約束も得れました。
僕らの語学力不足で調べきれないようなことまで聞きたいし、日本人に会う安心がほしいw
本当にありがたかったです。

寝る直前のteacha発表

明日への期待を膨らませ、活動日2日目は終了です。
・・と思ったら、アメリカ時間の夜中、メルカリが2018年にteachaという新サービスを始めることを発表。

これはまさに、提案する新サービスの候補として考えていたものの有力な一つでした。
ヒューストンの人間は暇。
またそれだけでなく、仕事が機械にとって変わっていく現代において、余暇のアクティビティーを促進する動きはアリだと思ったのです。

新サービスの候補として考えていたものと同じものが発表され、同じものを考えていたということへの誇らしさと、矢つぎ早に新しいサービスを発表するメルカリのスピード感に改めて感心させられました。

9月末にはメルチャリを発表。
11月末にはメルカリNOWを開始。
12月に入り、メルペイteacha
ブクマを買収しラビットの鶴田さんを迎え入れ、メルペイには元グリーCFOの青柳さん、メルカリファンドには元CAV波多江さん。
すごい勢いでサービス開発を行い、加えてそれを成功に導く人たちを集めている。メルカリの成長がさらに加速する超面白いフェーズなんだなぁと感じています。

また余談ですが、teachaはAirbnbに似ていると感じています。
1日目のブログにて、Facebookグループがビジネスの種になるという話を書きましたがこれもそれなのです。
メルカリの姉妹アプリのメルカリアッテにある、地域ごとの掲示板的コミュニティにてteachaは起きていた現象です。
それを起点に発案されたかはともかくとして、teachaは世の中で起きている現象をきちんと捉えていて、成功する可能性が高いサービスだろうと考えています。
事実、普段ならメルカリのプレスリリースを読んでもシェアしないであろう人たちが、teachaに興味を示しているのを各種SNSでみました。

今後、要注目です。

関連ブログリンク集
事前調査
1日目
2日目

4日目
5日目-最終日

もっと詳しい話が聞いてみたいと言う方はぜひTwitterの方に連絡ください☺︎

--

--

Sota Mikami

26yrs | UX & DesignOps Manager based in HCMC, Vietnam | Love Vietnam, Coffee, and Shisha.