【メルカリBOLDインターン】テキサス州ヒューストン滞在記 Day4
本記事は、株式会社メルカリのインターンシップ「BOLD」でアメリカ合衆国テキサス州へ派遣された1週間を振り返るものです。
1週間現地に滞在しながら現地の暮らしを知り、アプリユーザーへのインタビューや現地のITマーケットの調査を通して、メルカリ社が世界で勝つためのアイデアを考えてきました。
実際に考えまとめたアイデアをこちらに書くのは控えます。滞在先での生活・文化がどのようなものかを伝えるとともに、今後も続くであろうBOLDインターンの後輩のみなさんに何か有意義な情報となればと思い、キーボードを叩きます。
キットカットはコミュニケーションツール
4日目。
今日は朝から面白そうなmeetupに参加します。
weworkが買収したmeetupというコミュニティイベントのプラットフォームサービスがあります。
ここで見つけた「Business Entrepreneurs Networking」。
エクゼクティブ層の人の集まりらしく、メルカリインターン生の僕らはもしかしたら不適なのかもしれませんが臆せず挑戦してみました。
会場はオフィスビルの部屋。
いかにも良いキャリアを積まれてきた佇まいの女性3名がいらっしゃり、僕らは4番目、5番目の到着でした。
少人数だったのはこちらにとって好都合!
自己紹介やメルカリについて、どんなことをリサーチしたいのかなど、拙い英語で全てを話しました。少人数なので、質問をいただきながらじっくりと説明を重ね理解していただくことができたのです。
さらにキットカット(抹茶味)もお渡しし、これが良いアイスブレイクになりました。
だんだん参加者が集まってきて、会がスタート。
「お互いの名前、会社について、最近の悩み、カスタマーについて」をフレームワークに、メンバーの自己紹介。
その後パーソナルジムの運営をされている方による食事, 姿勢とビジネスの関係についてのプレゼン。
そして最後にネットワーキング。
全てのタイミングで、はじめに仲良くなった3名の方々が僕らをサポートしてくださりました。メルカリの紹介に補足をいただいたり、チョコのことを「It’s good, I like chocolate!」となんども話題に出してくださったり。
言語力的にもキャリア的にも参加者の中でもっとも不利なはずの僕たちでしたが、輪の中心にいることができました。
それだけの関係性ができていたことはネットワーキングのタイミングで特に好都合で、詳しいヒアリングが容易でした。
これは抹茶味のキットカットのおかげだと思っていて、外国人とのコミュニケーションツールとして非常に強力でした。
現地の生活での悩みを聞いたり、メルカリがどうすれば勝てるのかについてのディスカッションまでをも、させていただくことができました。
アメリカではこのように、”event”とはまた違った”meetup”という形式で人々が集う機会がたくさんあります。
今日のようにビジネス寄りのものもあれば、ベジタリアンの集いやドイツ語学習者の集いなど、内容は様々。
コミュニティーを起点にmeetupの機会は設定されていて、そのコミュニティでの会は定期的に開催されるようです。
ただ、もちろんみんながみんな毎回参加するわけではなく。コアメンバーが順番に運営をしながら、毎度毎度Facebookやmeetupのサイト/アプリを通じて新しい出会いが生まれているそうです。
”coolな一期一会”って感じがしました。meetupって単語がそもそもかっこいい。
また、それに伴いmeetupの開催場所に困っているという声もありました。
スペースマーケットみたいなサービス、アメリカにはないのでしょうか。
日本人留学生さんから、現地の大学生活を知る
その後、昨日Twitterでやりとりさせていただいた日本人留学生さんのもとへ!
ラーメンを食べ、彼女の留学している大学のキャンパスを案内していただいた後、
初日行けなかったライス大学が近所だし綺麗だしぜひ!とのことでそちらも案内していただけました。
普通に楽しみすぎていて、「これって調査だっけ」と思いながらも、五感を研ぎ澄まし現地の大学生の暮らしを吸収しまくったつもりです。
実はもう活動最終日
今日のインプットはとにかく良質でした。
ミートアップで得た知見も、移動で乗ったLyftドライバーさんとの議論も、そしてこちらで暮らしている日本人の方との交流も良かった。
この日、僕らはメルカリ社としてのある程度の勝算と報告書の方向性を掴んでいました。(詳細は控えます)
活動日3日間の最終日でなんとか自分たちの解が見え、ホッと胸を撫で下ろしました。
例のソファベッドのおかげで二人とも体調不良だったのに、よくやったと我ながら思いますw
二人とも食欲も失せていたので晩御飯は抜いて、帰宅後僕はずっとツイッターでイベント(#ivs17f)参加。相方はバタンキュー。。。
というか現地での暮らしは1週間あるのですが、労基法の関係で活動日とできるのは3日間のみらしいのです。
あとは移動日としての換算と、休日になるんだとか。
そういう規制にならって渡航期間を3日にするのではなく、1週間も現地で生活させてくださるメルカリ社のGO BOLDさ。
その分、しっかりとしたアウトプットを提案しなければと、気が引き締まります。