とりもどす

🥃Get it back

この2か月、家からほとんど出ずに過ごしている。職場は原則として「立入禁止」の状態が続いていて、会議も授業も、多くのことがオンラインでおこなわれるようになった。外に出ることができないのだから、いやでも内…

飛田給

という町に23年間住んでいる。読み方は「とびたきゅう」で、しばしば「ヒダキュウ」と間違えて呼ばれたり「あー、あのa-nationのとこ」と呼ばれたりする。

新しい「ふつうの生活」をみつめる

６月３日、久しぶりに家族以外の人に会った。本当に久しぶりな気がしたので、コロナ感染拡大からリアルに会った人数を数えてみたくなり、コロナと私の３ヶ月の生活を遡ってみることにした。

親子だ…

離れていても、親子の繋がりをほんのりと感じられる時がある。そういう話をこれからしようと思う。

自粛バディー

この自粛期間、意外なことに、友達ができた。

"そいつ"は、家にいることが大好きな自分を、外の空気を吸うために家から引っ張り出してくれる存在。中高大と学校が同じで、知り合ってからは９年目になる。中学の頃から何かと接点は多かったけれど、からかわれたか、ばかにされた記憶しかない。もちろん、双方的に。そいつが他と違うところは、近所に住んでいるということ。でも、家が近い人はそいつだけ、というわけでもなかった。最寄駅が同じだった中高の同期は、４人。でも４人とも、心の距離は何となく遠いままだった。つまり、中学から今の家に住み始めた自分は、近所に友達が１人もいないまま暮らしてきた。地元の女子…

広がるリビングルーム

「オンライン飲みしようよ」と誘われると、自然とマスクをしてあの公園に向かうようになった。本来は飲屋街なのにも関わらず、シンと静まりかえった道を抜けて、すぐ近くにある人気のない公園を目指す。「これが大阪だよ～」と上京してからできた友達に、テレビ電話で道中を見せて回るのももう何回目だ…

食卓での時間

「この料理はどのお皿に盛り付けたら合うかな？」
「んー。あ、あの三角のやつがいいかも！」
ここ最近、毎日のようにキッチンで母とこのような会話を行なっている。

６月４日

— — 2020.06.04

今年もこの日がやってきた。だけど、今年はいつもとは少し違っていた。

.

通学と思考

私は、無心でいることが少ない。
常に頭の中で何かを考えている。授業のディスカッションの延長戦を頭の中でやっていることもあれば、今日の夜ご飯なんだろうとぼんやりと考えていることもある。何も考えたくない時はあるが、完全な「無」にはなれない。