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タイ山岳部のアカ族の村では、生活に必要なものを何でも自らの手で作り出す。家財道具は竹を採ってきて作り、食事は山の野草が活躍する。
タイ山岳民族のアカ族の家庭に滞在した。アカの人々と暮らしていると、食が暮らしの循環の一部であることを強く感じる。
南米大陸は、われわれが日々食べている身近な食材をうみだした「大原産地」だ。トウモロコシとジャガイモもその食材の一部で、コロンビアの生活にも深く根付いている。
南米コロンビアの食文化を支える風土は、非常に多様性に富んでいる。…
ラテンアメリカの国々は、カトリックの影響もあってか家族縁を大事にする。コロンビアもその例に漏れず、物事を決める時に親の意見を仰いだり、離れた家族とは毎日電話したり、週末には親戚を訪れたり、とにかくすべての物事の中心に「家族」がある。
コロンビア共和国は、赤道直下に位置する南米の国だ。熱帯のジャングルを想像するが、アンデス山脈が南北に走る土地のため、首都ボゴタは富士山7合目ほどの標高で一年中涼しい。
スーダンの家庭には、あまいお菓子が欠かせない。朝は砂糖たっぷりのミルクティーとビスケットから始まり、客人が来たらお茶とお菓子を出す。
[前編]のつづき。
スーダンでは、自給率が低くおそらく古くからの主食でもないパンが食卓に欠かせない存在となっている。その背景について前編で書いた。ところで今パンの値上げを巡って死者が出る抗…
2018年の年末から翌年始にかけて、スーダンの台所を訪れていた。…
