mBlockを使ってArduinoを動かしてみた13:コードブレーカー判定結果の出力(小学生こう君のブログ )

こんにちは! こう君です。今回も前回に引き続き、コードブレーカーゲームをArduinoで作っていきたいと思います。

コードブレーカーのルール説明と設計図は第10回の記事を見てください。

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた10:コードブレーカーゲームのルール
第10回のお父さんの設計図。前回までで「最初のプロトタイプ」はできました。今回は「結果出力」です。

今回は、「結果の出力」をする部分を作ります。

まず、図のように回路を組んでください。LEDは、緑4つ、赤4つを並べます。圧電ブザーを1つ使います。あと、スイッチを3つつけました。

コードブレーカーの回路です。次回にサーボモーターを追加します。

使った回路は、第2回のLED点滅の回路、第4回のスイッチ(プルダウン抵抗)、第6回の音を出す回路です。
父注: スイッチは第15回で使います。)

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた2:LEDライト点滅mBlockを使ってArduinoを動かしてみた4:スイッチ取り付けmBlockを使ってArduinoを動かしてみた6:音を出す

次に、プログラムでは、第8回のパソコン画面のスプライトと連動する仕組みを使います。

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた8:パソコン画面のキャラクターと連動

まず「+拡張」をクリックして、「ブロードキャスト」をクリックしてください。

そして、「スプライト」をクリックして、 下の画像のようにプログラミングしてください。

スプライト側のプログラムです。n-greenとn-redには、仮の数を入れました。

今回は、仮に緑を1、赤を2にしました。あとで前回のプログラムの下に繋げて使います。今回は出力の部分だけを作るので、別のファイルで作りました。

そして、「デバイス」→「Arduino UNO」をクリックして、画像のようにプログラミングしてください。

Arduino側のプログラムです。

黄色くかこっているところは、音を出すプログラムです。

そして、「接続」をクリックして、「アップロード」をクリックしてください。

緑の旗をクリックすると、……緑が1つ、赤が2つつきました〜!

「ミド」と音も出ます。

次回の第14回では、正解と失敗を判定して動作する部分を作りたいと思います。

次回: mBlockを使ってArduinoを動かしてみた14:コードブレーカー正解/失敗時の動作(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた15:コードブレーカー答えの入力(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた16:コードブレーカー完成して遊んでみた(小学生こう君のブログ )

バックナンバー:

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた1:セットアップ(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた2:LEDライト点滅(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた3:LEDで信号機(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた4:スイッチ取り付け(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた5:早押しボタン(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた6:音を出す(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた7:モータを回す(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた8:パソコン画面のキャラクターと連動(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた9:液晶ディスプレイ(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた10:コードブレーカーゲームのルール(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた11:コードブレーカーの暗号を作る(小学生こう君のブログ )

mBlockを使ってArduinoを動かしてみた12:コードブレーカーの暗号判定(小学生こう君のブログ )

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Hiraku Sakamoto
東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト

Associate Professor; Engineering Sciences and Design (ESD) Graduate Major, Department of Mechanical Engineering, Tokyo Institute of Technology, Japan.