Würst を食べ尽くす ②
今回は南ドイツの大都市、ミュンヘンの有名な Würstである、Münchner Weißwurst と、ベーコンを würst に巻いた Berner Würstl をご紹介します!
この記事は、Würstを食べ尽くすシリーズです!
→ 第1回はこちら「Nürnberger Rostbratwürste, Regensburger würst 編」
Münchner Weißwurst
その名の通り「白い(Weiß)」ソーセージです。ドイツのソーセージといえばこれを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?
Weißwurst は、新鮮な肉をもちいて作られるため、鮮度が落ちやすいんだとか。そのため昔は午前中にしか Weißwurst が食べることを許されていなかったそうです。
今もなお、昔の慣習を受け継いで、午前中しか Weißwurst を出さないレストランもあるそうです。
Weißwurst の食べ方は、茹でて皮を剥くという独特なもの。もちろん、食べようと思ったら皮も食べられるそうですが、結構分厚いので噛み切るのが大変です。
パセリや香辛料などの味がしっかりついていて、そのままでも美味しく食べられます。ちなみに、Weißwurst 専用のソースなんてモノもあり、それを付けて食べるのも Good です。
初めて食べた感想は「つくねに似てる味やな」。
アッサリした味なんだけれど、香辛料がいい感じに混ざってる感じ。
※ 味バカの可能性あり
今回は、ポトフに入れてみました。
Berner Würstl
オーストリアの典型的なソーセージだそう。スイスの首都ベルンの名前を冠しているように見えますが実は関係ないらしく、このソーセージを生み出した人の名前から来ています(Erich Berner Senior シェフ)。
この Berner Würstl ですが、何で構成されているかというと…
ソーセージ + チーズを、ベーコンで巻いたものだそうです。
はい。肉の肉巻き with チーズです。
ケンタッキーの肉バーガーを思い出しますね。
ちなみに、
ソーセージには Wiener Würstchen または Frankfurter Würstchen、
チーズには Emmentaler Käse を用いるそうです。
なかなかコッテリしてそうな風貌の Berner Würstl ですが、味は意外とそこまででもなく。Emmentaler Käse が結構サッパリとしたチーズのため、なかなか美味しいです。
パンやご飯と一緒に食べたくなる一品でした。
今回は、両極端な Würst の紹介になりましたね。
まだまだ、食べてない種類があって楽しくなります。
Würst を食べ尽くすシリーズ [目次]
第1回: Nürnberger Rostbratwürste, Regensburger würst 編
第2回: Münchner Weißwurst, Berner Würstl 編
第3回: Oberländer Bratwurst, Frankfurter Rindswürstchen 編
第4回: Thüringer Rostbratwurst, Knackwurst 編
第5回: Geflügel Bratwurst, Käse-Krainer 編
第6回: Debrecziner Würstel (+ Bruzzzler original) 編
第7回: Bauernbratwurst, Grobe Bratwurst 編
第8回: Krakauer Wurst, Bockwurst 編